1月9日(土)、兵庫県神戸市・グリーンアリーナ神戸でＦリーグ2020-2021 ディビジョン２ 第9節「デウソン神戸 vs. トルエーラ柏」の一戦が行われ、1対3で勝利を収めた柏が2020-2021シーズンの優勝を収めました。

【Ｆリーグ2020-2021 ディビジョン２ 第9節】
デウソン神戸 1-3 トルエーラ柏

Ｆ２リーグの2021年初戦は、大注目の一戦となりました。ここまで無敗、この試合で勝利しＦ２優勝を手中に収めたい柏に対し、2位につける神戸はホームアリーナでの柏の優勝を阻むべく、集中した試合の入りを見せました。第1ピリオド序盤から激しい攻防を繰り広げると、中盤には徐々に柏が圧力を強め、流れの中やセットプレーから再三チャンスを作ります。しかし、これを決めきれずにいると15分、キックインを得た神戸はFP4人を変えるセット交代。これが功を奏し、武石高広選手のキックインを受けた長谷大地選手が相手FPを背負いながらの反転シュートを突き刺し、神戸が先制に成功します。第1ピリオドのうちに追いつきたい柏でしたが、神戸が集中した守備で攻撃を阻み1対0と神戸リードで折り返します。

第2ピリオドも序盤から攻勢に出る柏は25分、キックインに頭で合わせた佐藤建也選手のゴールで同点に追いつくと、終盤に差し掛かった34分には中村友亮選手のコーナーキックの流れから佐藤選手がこの試合2点目となるゴールを決め、勝ち越しに成功。優勝へと一歩近づきます。負けられない神戸はパワープレーで同点を狙いますが決めきれず、終了間際にはパワープレー返しでダメ押しの3点目を決められてしまいます。最後まで粘り強く柏ゴールに迫った神戸でしたが、追撃及ばず試合終了。1対3で柏が勝利し、2020-2021シーズンの優勝が決定しました。