【日本代表】トレーニングキャンプ全日程が終了
22日(月)から3日間、アリーナ立川立飛(東京都立川市)で行われたフットサル日本代表候補のトレーニングキャンプは、本日全日程を終了しました。トレーニングを終えたFリーグ所属各選手のコメントを紹介いたします。
皆本 晃選手(立川・府中アスレティックFC)
■今回のトレーニングキャンプを終えて
「いいキャンプにできました。日本代表として活動ができるのは今回と8月のキャンプ、9月に親善試合を終えると本番(AFCフットサル選手権2019東地区予選)になってしまうので、時間のない中での大切なキャンプでした。その中で色々なことを合わせて実践できたというのは、非常によかったと思います」
■2連敗で順位を落としているチームの今後の目標
「新しく監督が就任して、チームとして戦い方が定まっていない部分が大きいですが、ポテンシャルはあるチームなので、そこが整ってくれば。また、若い選手も何人かいますが、彼らが伸びてくることも十分に考えられるので、今は少し我慢の時期かな、と思っています。この後、名古屋オーシャンズやバサジィ大分という上位の強いチームと当たりますが、その中で少しずつ自分たちの今シーズンの戦い方が定まっていけばまだまだ逆襲の機会はあると思います。そこに向けてしっかり自分たちの足元を見つめながら戦っていきたいと思います」
■ホームアリーナでの代表合宿について
「連日たくさんの方が集まってくれ、平日にも関わらずこれだけ興味を持ってくれる人がいるということは非常にポジティブに感じました。マイナースポーツにとって日本代表が強いということは重要だと思います。今回はトレーニングでしたが、国内で行う親善試合などでいい試合を見せ、いい結果を示すことで期待を持ってもらえると思うので、今回がそのいいきっかけになったのでは、と思います。ここに来てくれた方たちが、Fリーグの会場にも足を運んでくれるとうれしいです」
滝田 学選手(ペスカドーラ町田)
■今回のトレーニングキャンプを終えて
「監督からもありましたが、初日から最終日にかけて一定のレベルではできたものの、初日は物足りない部分が僕自身としても、グループとしてもありました。2日目、3日目と強度が高く、いいセッションができましたが、それをもっと上積みして初日から強度を上げられるように、それぞれが意識を持って集まらないといけないと思います」
■毎セッション多くの見学者が来場したことについて
「練習、試合、どちらも見に来てくださる方が多ければ多いほど、やる気が出ます。代表合宿はより実践に近い形で行える部分もあり、練習ならではのフットサルの楽しさが詰まっていると思うので、ぜひ今後も見に来ていただきたいと思います」
■4連勝と好調のチームに戻って還元したいこと
「日本代表に選出されている選手でいる限り、所属チームでも責任を持って毎日プレーしないといけないと思います。日本代表選手は日本の基準として見られること、常に代表選手であることを意識して過ごさないといけないと思っています」
加藤 未渚実選手(シュライカー大阪)
■今回のトレーニングキャンプを終えて
「初日は疲労感もあって、なかなかいいパフォーマンスができていないという実感がありました。2日目、3日目はセットも固定されているので、コミュニケーションの部分を確認し、2日目はシュートをするチャンスは多い中で決めきれない部分がありましたが、3日目は(紅白戦を)2対0という結果で終えることができました。個人としても得点に絡めたので、満足しています」
■4戦未勝利のチームに戻って
「(第10節での大敗も)簡単に言うと失点の形が悪い、ということなんですが・・・集中力の欠如や、ディフェンスが戻り切れていない部分、カウンターに対しての守備の意識の統一ができていないなど、してはいけない形での失点が多い。監督が選手に任せてくれている部分もありますが、そこを突き詰めていけるかどうかがプレーオフに残れるかどうかのポイントになりそうです」
■次回の合宿、9月の親善試合、AFC予選に向けて
「いつも意識していることですが、代表の活動に入ったときにしっかりと切り替えること。監督に求められていることをしっかりピッチで表現すること。より細かいところをしっかり個人がピッチで実現できるかが重要になってくるのではないかと思います」
フットサル日本代表の情報は公益財団法人日本サッカー協会公式サイトへ