金山選手がハットトリックの町田、6発快勝で5連勝!【Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第11節】

Fリーグは7月27日(土)、28日(日)の2日間にわたり、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第11節の6試合を行いました。
 

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第11節

ボアルース長野 2 - 2 湘南ベルマーレ
F1昇格以来、リーグ戦未勝利で1巡目の最終戦を迎えた長野。横澤直樹監督が昨季まで指導に当たっていた湘南をホームに迎えました。リーグ戦初勝利を目指す長野は、24日(水)に登録が発表されたばかりの中村拓海選手をスターティングメンバーで起用。するとこの采配が功を奏し、開始わずか31秒でその中村選手が先制点を挙げます。1点を追う湘南は試合巧者ぶりを見せ、およそ1分後、本田真琉虎洲選手のゴールで同点に追いつきます。その後も攻撃の手をゆるめない湘南は、長野を圧倒するシュート数をマークしながらも決めきれず、1対1の同点で前半を折り返します。迎えた後半、逆転を狙う湘南は立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けると、23分、ロドリゴ選手のゴールで1点をリードします。1点を追う長野に対し、リードを広げたい湘南でしたがチャンスを作りながらも決めきることができません。このまま試合が終わるかに思えた終了間際、残り時間54秒で有江哲平選手がゴールし同点に追いついた長野に対し、パワープレーを仕掛け、タイムアウトを取り、最後までゴールを狙い続けた湘南でしたが、長野が勝ち越しを許さず2対2で試合終了。長野がF1リーグ初の勝点を獲得しました。
 
Fリーグ選抜 0 - 3 湘南ベルマーレ
今季3勝目をF選抜が、町田との共同開催に浦安を迎えました。序盤こそ両者とも慎重な入りとなりましたが、徐々に攻勢を強める浦安はF選抜ゴールを幾度となく脅かします。これを粘り強く跳ね返していたF選抜でしたが、前半終了間際、セットプレーからディドゥダ選手が強烈なシュートを突き刺し、先制に成功します。0対1で迎えた後半、序盤に長坂拓海選手のゴールで追加点を挙げた浦安はその後もペースを握りさらに1点を追加。3分半を残し新田駿選手をGKに置きパワープレーを開始したF選抜でしたが、逆に失点を喫し0対3。その後もゴールを狙い続けたF選抜でしたが、追撃及ばずタイムアップ。浦安が完封勝利を収めました。
 
立川・府中アスレティックFC 1 - 6 名古屋オーシャンズ
2連敗で一巡目最後の試合を迎えた立川・府中が、首位の名古屋と対戦しました。毎回激戦が繰り広げられるこの試合。序盤から積極的にゴールに迫る名古屋に対し、これを粘り強く跳ね返す立川・府中は8分、新井裕生選手のゴールで先制に成功します。しかし直後に星翔太選手に同点ゴールを許すと、前半を1対1の同点で折り返します。迎えた後半、立ち上がりに名古屋に追加点を許した立川・府中は、28分、セットプレーから立て続けに失点し、3点を追う展開に。ここでタイムアウトを取りペースを戻したい立川・府中でしたが、その後も失点を重ね点差が開きます。後半のシュート数がわずか3本と、終始名古屋に圧倒された立川・府中は追加点を挙げることができずに試合終了。今節の結果により、立川・府中は8位に順位を落としています。
 
ペスカドーラ町田 6 - 0 ヴォスクオーレ仙台
4連勝と好調の町田が、仙台をホームに迎えました。序盤からペースを握る町田は5分、セットプレーから森岡薫選手が先制点を挙げ1点をリードします。10分にはヴィニシウス選手のシュートがクロスバーにはじかれたところを金山友紀選手が押し込み追加点。その後もコンスタントに得点を重ねた町田は、4対0で前半を折り返します。後半も試合を支配する町田は28分、コーナーキックに合わせた金山選手のゴールで追加点を挙げ5点をリードします。まずは1点を返したい仙台でしたが、柴田孝平選手のシュートはポストにはじかれ、この試合で復帰をはたした途中出場の町田GKイゴール選手の好セーブもあり、得点を奪うことができません。35分には、金山選手がこの試合3点目となるゴールを挙げハットトリックを達成。ベンチ入り14選手全員がピッチに立ち終始ペースを握った町田が、6対0で快勝しました。
 
バサジィ大分 0 - 0 シュライカー大阪
2位の大分と5位の大阪が対戦しました。ここまで10試合で8勝1分1敗の大分。名古屋に首位を譲りながらも、一巡目はいい戦績を残しています。勝点差が開かないためにも勝利を目指す大分に対し、4戦未勝利の大阪にとっても負けられない試合は接戦となりました。序盤から先制点を狙う大分は、チャンスを作りながら決めきることができません。対する大阪も少ないチャンスを生かすことができず、前半をスコアレスで折り返します。後半もさらなる攻勢を見せる大分に対し、大阪も粘り強くこの攻撃を跳ね返します。その後も拮抗した展開がつづき、どちらにも得点が生まれずスコアレスドローで試合終了。勝点1を分ける結果となりました。大分は2位をキープ、大阪は5戦未勝利で6位に順位を落としています。
 
エスポラーダ北海道 0 - 0 フウガドールすみだ
11位の北海道が3位と好調のすみだをホームに迎えました。まず先制したのは北海道。開始4分、宮原勇哉選手が右サイドライン際を持ちあがり、折り返したボールをゴール前の小幡貴一選手が押し込み1点をリードします。この勢いのまま追加点を挙げたい北海道に対し、1点を追うすみだは猛攻を仕掛けると19分、カウンターからデネル選手がゴールし、試合を振り出しに戻します。迎えた後半、GKダニーロ選手が前線に上がり、北海道のプレスを回避しながらチャンスを作ったすみだはガリンシャ選手のゴールで逆転に成功。追う展開となった北海道は、幾度となくすみだゴールに迫りますが、決めきることができずに試合終了。一巡目の終盤を4戦無敗で終えたすみだが、3位をキープしています。