4連覇を狙う名古屋が6発快勝! 浦安・柴山選手がFリーグ最年少出場記録を更新!【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 第1節 1日目】

Fリーグは本日、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 第1節の3試合を行いました。
 

<Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 第1節>

Y.S.C.C.横浜 2-5 ペスカドーラ町田
2020-2021シーズンのオープニングマッチでは、F1昇格初年度の横浜と、昨季6位の町田が対戦しました。まず試合を動かしたのは町田。5分、セットプレーの流れから伊藤圭汰選手がこぼれ球を押し込み先制に成功します。つづく6分、10分とクレパウジ ヴィニシウス選手が連続で得点を挙げ一気に3点をリードした町田。しかし、ここから反撃を開始した横浜は11分、ハーフウェイライン付近でボールを奪った樋口未樹也選手が自らループシュートを放ち1点を返すと、19分には右サイドの井原智選手からパスを高橋健選手が押し込み1点差に迫ります。2対3で迎えた後半、序盤は拮抗した展開が続きますが、試合も終盤に差し掛かった37分、右サイドを突破したヴィニシウス選手のシュートがはじかれたボールに金山友紀選手が合わせて再度リードを広げます。39分には毛利元亮選手がダメ押しの5点目を決め2対5で試合終了。ベテランと若手がバランスよく活躍した町田が試合巧者ぶりを見せ、シーズン初戦を勝利で飾りました。
 
バルドラール浦安 1-0 立川・府中アスレティックFC
前半から堅い展開となったこの試合。均衡を破ったのは浦安でした。4分、左サイド角度のないところから長坂拓海選手がシュートを突き刺し先制に成功します。早い段階で1点を失った立川・府中も幾度となくチャンスを作り、前半終了間際にタイムアウトを取ると、完山徹一選手がコーナーキックの流れからファウルを受け、同点のチャンスを手にします。しかし、前半のうちに追いつくことができずに1対0で前半を終了します。迎えた後半も拮抗した展開は続きます。浦安・石田健太郎選手から加藤竜馬選手のシュートをGK田中俊則選手が決死のブロック。皆本晃選手がゴールラインぎりぎりのところでシュートを防ぐなど、集中した守備から得点のチャンスを窺う立川・府中でしたが、得点に結ぶことができずに1対0で試合終了。小宮山友祐新監督が初采配を振るった浦安が、初戦を白星で終えています。敗れた立川・府中の山田マルコス勇慈監督は「今の浦安は小宮山監督がプレーヤーだったころの表現が素晴らしく伝わっていて、崩しづらかった」と対戦相手を讃えました。
 
名古屋オーシャンズ 6-2 ボアルース長野
4連覇を狙う名古屋と、昨季を未勝利で終え初勝利を狙う長野が対戦しました。慎重な入りとなった試合は6分、シュライカー大阪から移籍したアルトゥール選手が相手FPを強引に振り切り名古屋での初ゴールを挙げると11分にはペピータ選手の縦パスにアルトゥール選手が合わせてこの試合2点目を挙げます。2点を追う長野は名古屋の攻撃を抑えながらチャンスを窺いますが、名古屋の集中した守備の前に得点を奪うことができず2対0で前半を折り返します。迎えた後半、わずか30秒ほどの間にペピータ選手の2得点を許し、4点を追う苦しい展開となった長野でしたが、29分にはキャプテン・西巻広直選手が執念でゴールを押し込むと、36分には有江哲平選手のミドルがゴールネットを揺らし2点差に迫ります。さらなる得点を狙う長野は3分強を残し西巻選手をGKに置くパワープレーを開始。しかし、王者の貫禄を見せる名古屋は星翔太選手のパワープレー返しでリードを広げると試合終了間際にはアルトゥール選手が長い距離のパワープレー返しを決めハットトリックを達成します。最後までゴールを狙った長野でしたが追撃及ばずタイムアップ。昨季の王者が初戦を白星で終えました。
 
各試合のハイライトはABEMAビデオをご覧ください。