すみだ、3点差からの逆転勝利で東京ダービーを制する! 名古屋再開初戦を4-2で勝利【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第10節】

10月22日(金)から24日(日)の3日間にわたり、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第10節の6試合が行われました。
 
フウガドールすみだ 4-3 ペスカドーラ町田 ▶▶▶試合ハイライト
 
すみだと町田の”東京ダービー”は劇的な展開となりました。2分にフットサルワールドカップでも経験を積んだ毛利元亮選手がミドルシュートを突き刺し、町田が先制に成功すると、16分にも倉科亮佑が追加点を挙げ、ホームのすみだを突き放します。17分には岡村康平選手のゴールですみだが1点を返し、1対2で第1ピリオドを折り返しました。第2ピリオド序盤には山中翔斗選手がFリーグ初ゴールを挙げ、町田が再度2点をリードしましたが、ここからすみだが反撃を開始します。30分に岡村選手の折り返しを宮崎曉選手がダイレクトで叩き込むと、FP畠山勇気が同点弾を決めると、32分、36分と畠山勇気選手ががゴールを決め逆転に成功します。1点を追う町田はパワープレーでチャンスを狙いましたが、得点を奪うことができず4対3で試合終了。すみだが逆転勝利を収めました。
 
立川・府中アスレティックFC 1-1 バサジィ大分 ▶▶▶試合ハイライト
 
攻守の切り替えの激しい接戦となったこの試合。ホームの立川・府中は3分に内田隼太選手と新井裕生選手が狭いスペースで連係し、内田選手の反転シュートで先制に成功します。対する大分も幾度となくチャンスを作りますが、7カ月ぶりに立川・府中に復帰したGK黒本ギレルメ選手の好セーブに阻まれ、ゴールをこじ開けることができません。しかし、1点ビハインドで迎えた第2ピリオド序盤には立川・府中のパスをズレを森村孝志選手が見逃さずに得点を挙げ、大分が同点に追いつきます。その後は両者に得点が生まれず、大分は残り15秒で小門勇太選手をGKに置くパワープレーで勝負に出ますが、得点には結びつかずに試合終了。勝点を分け合う結果となりました。
 
シュライカー大阪 2-1 湘南ベルマーレ ▶▶▶試合ハイライト
 
暫定3位の大阪が、同首位の湘南をホームに迎えました。1試合で66本のシュートが生まれたこの試合。まずは12分、加藤翼選手が利き足とは逆の左足でゴールを決め、先制に成功します。その後も両者チャンスを作りますが得点は生まれず、1対0と大阪リードで迎えた第2ピリオド、まず1点を返したい湘南は序盤から積極的にゴールを狙うと24分、左サイドから切り込んだ萩原真夏選手の2試合連続となるゴールで同点に追いつきました。目まぐるしく攻守が切り替わる中、スコアが動かないまま迎えた試合終盤、均衡を宇破ったのはホームの大阪でした。加藤未渚実選手の左CKに合わせた齋藤日向選手が勝ち越し点を決め、スコアは2対1。1点ビハインドの湘南は最後までゴールを目指します。しかし、大阪が集中した守備でリードを守り切り試合終了。乱打戦となった一戦は両GKの好セーブもあり、ロースコアの結果となりました。
 
エスポラーダ北海道 1-1 Y.S.C.C.横浜 ▶▶▶試合ハイライト
 
リーグ戦再開後、3試合目のホームゲームを迎えた北海道が、横浜と対戦しました。第4節以降、勝利から遠ざかっている北海道はおよそ4カ月ぶりの白星を目指し序盤から積極的にゴールを目指します。第1ピリオドだけで20本のシュートを放ち幾度となく横浜ゴールを脅かしますが、決めきることができずに0-0のスコアレスで第1ピリオドを折り返しました。第2ピリオドでも攻撃の手を緩めない北海道でしたが、なかなかゴールが生まれず試合も終盤に差し掛かります。すると32分、GK坂桂輔選手のロングパスを受けた水上玄太選手との連係で田辺陸選手が待望の先制点。このリードを守り、さらなる追加点がほしい北海道でしたが、37分、FKを得た横浜はこれを堤優太選手が直接決めて1-1の同点に。その後は両者に得点が生まれず試合が終了し、勝点を分ける結果となりました。
 
ボアルース長野 1-1 ボルクバレット北九州 ▶▶▶試合ハイライト
 
柄沢健新監督体制での初戦を迎えた長野が、ホームで北九州と対戦しました。攻撃力のある北九州の攻撃に粘り強く対応する長野でしたが、9分にキックインを得た北九州はこれを花嶋悠選手が蹴り込みオウンゴールを誘発して先制に成功します。しかし、1点を追う長野は16分、米村尚也選手が強烈なFKを直接決めて試合を振り出しに戻します。1-1で迎えた第2ピリオドも両者チャンスを作りますが両GKの好セーブもあり、得点を挙げることができずに試合終盤を迎えます。終了間際にはGK山口友輔選手のパスを受けた田村佳翔選手が右サイドを駆け上がりシュートを放ちますが決めきることができずに試合終了。勝点を分け合う結果となりました。長野は2021年2月6日以来8カ月ぶり、今季初の勝点を獲得しています。
 
名古屋オーシャンズ 4-2 バルドラール浦安 ▶▶▶試合ハイライト
 
フットサルワールドカップ終了後、初めての試合を迎えた名古屋オーシャンズは、バルドラール浦安をホームに迎えました。序盤から先制点を狙い攻撃を仕掛ける名古屋に対し、GK藤原潤選手が好セーブを見せる浦安は7分、大島旺洋選手の左CKに長坂拓海選手が頭で合わせ、ゴール前で原辰介選手が押し込み先制に成功します。しかし15分、名古屋は自陣からのパスを受けた星翔太選手が右サイドからシュートを突き刺し同点に追いつくと、16分にも後方からのパスを受けた星翔太選手が追加点。一気にリードを奪います。2対1で迎えた第2ピリオドでは22分にオリベイラ アルトゥール選手が追加点を挙げた名古屋に対し、浦安も得意のセットプレーから東出脩椰選手がゴールを挙げ1点差に迫りますが、試合終盤に星龍太選手がダメ押しの4点目を挙げ4対2で試合終了。ワールドカップのフットサルアンゴラ戦でもゴールを挙げた星兄弟の活躍もあり、名古屋が再開初戦を勝利で終えました。