クレパウジ ヴィニシウス選手が節目の300試合目で11季連続2桁得点達成!

ペスカドーラ町田のクレパウジ ヴィニシウス選手(34)が、11月23日(火・祝)のバサジィ大分戦において史上25人目のFリーグ通算300試合出場を達成しました。

 その節目の試合で今季10ゴール目をマークし、史上4人目となる11シーズン連続2桁得点も記録。11シーズン連続10得点以上は、12シーズン連続の森岡薫氏に次ぐFリーグ歴代2位タイの快記録となりました。

 Fリーグ初出場はシュライカー大阪に所属していた2011年7月31日のバサジィ大分戦で、初得点は同年8月20日のエスポラーダ北海道戦。ブラジル出身の点取り屋は来日1シーズン目から26試合の出場で27ゴールを挙げ、その実力を示しました。

 相手のマークが厳しくなる中でも安定感抜群のプレーでチームをけん引。大けがなどによる長期離脱もなく、常に目に見える結果を残し続ける「鉄人」でもあります。

 2017年12月に日本国籍を取得。登録名を「ヴィニシウス」から「クレパウジ ヴィニシウス」に変更しました。2018年にペスカドーラ町田に移籍し、昨シーズンの2021年1月31日、フウガドールすみだ戦で前人未到の通算300得点を達成しました。

 利き足の左足から放たれるシュートは正確で、10月10日のボアルース長野戦で決めた「パネンカ」は世界でも話題になりました。コート中央付近からのFKでしたが、GKの頭上を抜く見事なチップキックでゴール。スペインの大手スポーツ紙『マルカ』は「バナナ(ニックネーム)の繊細なタッチが長野のGKの意表を突いた」と、動画とともに紹介。「黄金の左足」の威力を知らしめる見事なゴールでした。

 Fリーグ通算310得点は歴代1位ですが、34歳となった今季も自らの記録をハイペースで更新中。次の第16節は11月28日(日)に古巣のシュライカー大阪と対戦する予定です。

〈Fリーグの連続シーズン2桁得点記録〉

▼12シーズン連続

森岡薫(2007~2018)

▼11季連続

金山友紀(2007~2017)

水上玄太(2009~2019)

クレパウジ ヴィニシウス(2011~継続中)