F1リーグ全体で10代の選手が躍動!町田の原田選手は17歳で代表初招集

2021-2022シーズンのFリーグ ディビジョン1(F1)は新型コロナウイルスの影響などで延期になっている試合を残し、名古屋オーシャンズが5連覇を達成しましたが、リーグ全体では10代の若い選手の奮闘が目立つシーズンとなっています。

10代でゴールを挙げた選手は計9人。20歳の誕生日を迎えるまでにゴールを決めた選手数としては、2019-2020シーズンの8人を上回り、史上最多です。

ペスカドーラ町田でプレーする17歳の原田快(こころ)選手は、今季2得点を挙げるなど活躍。現役高校生ながら日本代表に初招集され、1月18日~30日のフットサル日本代表候補合宿に参加しています。

昨年12月のU-20フットサル日本代表候補合宿にも「飛び級」で選ばれましたが、17歳で一気に「フル代表昇進」。シュライカー大阪の初代監督である元フットサル日本代表の原田健司氏を父に持ち、父子での日本代表選出となりました。

さらに、バルドラール浦安の柴山圭吾選手は昨年11月28日の第16節バサジィ大分戦で、F1史上最年少となる16歳10カ月2日でゴールを記録。12月19日の第19節ボルクバレット北九州戦でも先制点を決めてチームの勝利に貢献しました。同じくバルドラール浦安に所属する17歳の宇野伊織選手も今季3ゴールと、現役高校生が目に見える結果を残しています。

 

〈増加傾向の10代選手の得点者数〉

2007 3人

2008 0人

2009 0人

2010 2人

2011 3人

2012 1人

2013-14 0人

2014-15 5人

2015-16 6人

2016-17 7人

2017-18 7人

2018-19 5人

2019-20 8人

2020-21 7人

2021-22 9人

 

〈2021-22シーズンに19歳以下でゴールを決めた9選手〉

宇野 伊織(バルドラール浦安)3点

柴山 圭吾(バルドラール浦安)2点

原田 快(ペスカドーラ町田)2点

山中 翔斗(ペスカドーラ町田)2点

雲切 啓太(ペスカドーラ町田)2点

クシヤマ イザケ(ボルクバレット北九州)2点

金澤 空(立川・府中アスレティックFC)1点

倉科 亮佑(ペスカドーラ町田)1点

甲斐 稜人(ペスカドーラ町田)1点

※クシヤマ選手は20歳になってから3点追加で今季通算5点、金澤選手は同1点で今季通算2点、倉科選手は同5点で今季通算6点、甲斐選手は同6点で今季通算7点