水戸が公式戦初勝利で2回戦進出! 町田はU-19日本代表との接戦を制する(一回戦/Bピッチ)【Fリーグオーシャンカップ2022】
5月25日(水)、東京都・エスフォルタアリーナ八王子でFリーグオーシャンカップ2022が開幕しました。一回戦のBピッチでは3試合が行われ、二回戦進出3チームが決定しました。
<Fリーグオーシャンカップ2022 一回戦/Bピッチ>
バルドラール浦安 3-0 フウガドールすみだ ▶▶▶アーカイブ配信
昨季のリーグ戦2試合の対戦成績はどちらも3-3の引き分けと互角の両者。関東勢同士の対戦に注目が集まりました。拮抗した展開となった第1ピリオド、まず試合を動かしたのは浦安でした。16分、右のCKを獲得した浦安は、加藤竜馬選手のパスに三笠貴史選手が合わせて先制に成功します。浦安リードで迎えた第2ピリオド、1点を追うすみだは積極的に攻撃を仕掛けますが、新加入の浦安GKピレス・イゴール選手の好セーブに阻まれ、ゴールを割ることができません。試合終盤にはすみだの6つ目のファウルで第2PKを得た浦安はこれを新加入の吉田圭吾選手が決めてリードを広げると、残り21秒で加藤竜馬選手のパスを長坂拓海選手がゴール前で流し込み3-0で試合終了。完封勝利を収めた浦安が2回戦へ駒を進めました。
U-19フットサル日本代表 3-4 ペスカドーラ町田 ▶▶▶アーカイブ配信
19歳以下の選手からなるU-19フットサル日本代表がオーシャンカップに登場。F1リーグの強豪、ペスカドーラ町田と対戦しました。序盤から拮抗した展開がつづき第1ピリオドが中盤に差し掛かると、12分には低い位置でボールを回すU-19代表からボールを奪った野村啓介選手が自ら左足でシュートを突き刺し町田が先制に成功します。しかし、このまま試合を折り返すに見えた20分、U-19は自陣でのキックインからGK井戸孔晟選手をハーフまで上げてボールをつなぐと宮下豪也選手が体勢を崩しながらもシュートを打ち試合を振り出しに戻しました。1-1で迎えた第2ピリオドでは宮下選手の立て続けのゴールでU-19日本代表が2点をリード。しかし、初戦で敗退するわけにはいかない町田は28分、先日のAFCフットサルアジアカップ東地区予選でも活躍した毛利元亮選手が1点を返します。1点ビハインドの町田は毛利選手をGKに置きパワープレーを仕掛けると、36分に野村選手のこの試合2点目となるゴールで3-3の同点に。さらにパワープレーを続ける町田は39分、山中翔斗選手が絶妙なコースに放ったシュートがゴールネットを揺らし逆転に成功します。1点を追うU-19日本代表はパワープレーで追加点を狙いますが、追撃及ばず試合終了。辛勝の町田が2回戦へと駒を進めました。
ヴィンセドール白山 1-5 マルバ水戸FC ▶▶▶アーカイブ配信
昨季F2リーグ4位の白山と、今季新加入の水戸が対戦しました。この試合が始めての公式戦となった水戸は開始50秒でCKを獲得すると、坂井佑駿選手のパスに本多亘選手がダイレクトシュート。こぼれたところに辛島昌幸選手が詰めて先制に成功します。出鼻を挫かれた白山は水戸を圧倒するシュートを放ちゴールに迫りますが、決めきることができません。対する水戸は6分、7分とコンスタントに得点を重ね3点をリード。第1ピリオドを0-3で折り返します。第2ピリオドでさらなる攻勢に出る白山に対し、水戸はしっかりとゴールを守りながらわずか3本のシュートで2得点を奪います。試合終了間際にGK岡本仁選手のパスの流れから寺島拓海選手が1点を返した白山でしたが、1-5で試合終了。水戸が初の公式戦を勝利で飾りました。