清水和也選手が鮮烈なFリーグ復帰弾! 名古屋、浦安が開幕2連勝を挙げる【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第2節】

6月24日(金)から26日(日)の3日間にわたり、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第2節の6試合が行われました。

<Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第2節>

Y.S.C.C.横浜 1-2 名古屋オーシャンズ ▶▶▶試合ハイライト
開幕2連勝を狙う横浜と名古屋が対戦しました。昨季の第6節での対戦では、終了間際の得点で名古屋に勝利をした横浜。今季も勝利を目指し、強豪に挑みました。序盤から積極的に攻撃を仕掛ける名古屋に対し、新加入のGK矢澤大夢選手を中心に集中した守備を見せる横浜でしたが、9分に安藤良平選手のパスに右サイドで合わせた水谷颯真選手に先制を許すと、およそ1分後にはキックインの流れから水谷選手に2点目を奪われ、リードが広がります。まずは1点を返したい横浜は、GK矢澤選手のロングスローを芝野創太選手が受け、高橋響選手がヒールで落としたボールを菅原健太選手が押し込んで1点差に迫ります。1-2で迎えた第2ピリオドではスコアが動かずに終盤を迎えると、1点を追う横浜はおよそ2分を残して安井嶺芽選手をGKにパワープレーを開始。しかし、得点には結びつかずに試合が終了し、名古屋が開幕2連勝を挙げました。

シュライカー大阪 2-2 湘南ベルマーレ ▶▶▶試合ハイライト
ホーム開幕戦で開幕2連勝を狙う大阪が、同じく2連勝を目指す湘南と対戦しました。まず試合を動かしたのはアウェイの湘南でした。昨季の最優秀選手賞と得点王をダブル受賞したロドリゴ選手が右サイドからミドルシュートを突き刺し、1点をリードします。しかし、ホームで負けてはいられない大阪は11分にキャプテンの田村友貴選手がゴールし、試合を振り出しに戻すと、19分には加藤翼の2試合連続となるゴールで逆転に成功。2-1で第1ピリオドを折り返します。第2ピリオドでは拮抗した展開がつづき両者に得点が生まれないまま試合終盤を迎えますが、パワープレーで追加点を狙う湘南が試合時間残り26秒、ロドリゴ選手のミドルシュートで同点に追いつき2-2で試合終了。大阪にとっては痛い引き分けとなり、勝点を分ける結果となりました。

立川アスレティックFC 1-4 フウガドールすみだ ▶▶▶試合ハイライト
ホームでの開幕戦を終了間際で落とした立川が、同じくホームでの開幕戦で逆転負けを喫したすみだと対戦しました。9月のフットサルワールドカップでも活躍した清水和也選手のFリーグ復帰でも注目を集めたこの試合。先制はその清水選手から生まれました。4分、左サイドからでFKを得たすみだは、清水選手の強烈なシュートでリードを奪います。1点を追う立川も幾度となくチャンスを作りますが、第1ピリオド終盤にGK黒本ギレルメ選手の攻撃参加からチャンスを作ろうとした隙をつかれ、栗本博生選手にロングシュートを決められて点差を広げられました。第2ピリオドも攻勢に出ながら得点を奪えない立川でしたが、32分には新井裕生選手のゴールで1点差に。終盤にはパワープレーで追加点を狙った立川でしたが、GK檜山昇吾選手のゴールを含む2回のパワープレー返しを浴び1-4で試合終了。立川はホームで2連敗、すみだは今季初勝利を挙げました。

バサジィ大分 2-4 ボルクバレット北九州 ▶▶▶試合ハイライト
開幕戦を無得点で終えた大分が、ホーム開幕戦に北九州を迎えました。地元テレビ局の中継も入り、白熱した展開となった九州ダービー。まず試合を動かしたのはアウェイの北九州でした。開始3分、GK小島義瑛選手が起点となり右サイドにパスを送ると、これを田村龍太郎選手がダイレクトで折り返し高橋健選手のファー詰めで先制に成功。しかし、負けてはいられないホームの大分は6分、新加入の高溝黎磨選手が奪ったボールを右サイドで運び自らゴールに突き刺して試合を振り出しに戻しました。1-1で迎えた第2ピリオドでも序盤に追加点を挙げた北九州は、28分にも先制点をアシストした田村(龍)選手のゴールでリードを広げます。2点を追う大分は試合終盤にキャプテンの小門勇太選手が得点し1点差に迫りますが、1分足らずで失点し2-4で試合終了。大分は開幕から2連敗、北九州は今季初勝利を挙げました。

ボアルース長野 3-2 エスポラーダ北海道 ▶▶▶試合ハイライト
前節、名古屋オーシャンズに完敗を喫した長野が、ホーム開幕戦に北海道を迎えました。長野がF1昇格後初勝利を挙げた相手である北海道は、開幕戦で7得点を挙げる大躍進。その勢いのままにこの試合に臨むことが期待されました。しかし、固い試合展開となった一戦は第1ピリオドをスコアレスで折り返すと、第2ピリオドでも得点が生まれないまま時間が経過します。この均衡を破ったのはホームの長野でした。28分、相手を翻弄するドリブルを見せた米村尚也選手が左サイドからシュートを突き刺し、先制に成功します。さらに31分には田村佳翔選手が追加点を挙げ、一気に北海道を突き放しました。しかし、粘りを見せる北海道は34分に佐藤明生選手、38分に室田祐希選手が得点し2-2の同点に。ホーム開幕戦での勝利を目指しパワープレーで勝負に出た長野は、これが功を奏し田中智基選手の折り返しを田村選手が体で押し込む意地のゴールで勝ち越すと、その後はスコアが動かず2-3で試合終了。長野が今季初勝利を挙げています。

ペスカドーラ町田 2-3 バルドラール浦安 ▶▶▶試合ハイライト
ホームでの開幕戦で手痛い敗戦を喫した町田が、開幕2連勝を目指す浦安をホームに迎えました。ホームでの連敗は避けたい町田は積極的に攻撃を仕掛けますが、浦安も先制を狙い激しい攻防を繰り広げます。7分にはディドゥダ選手のループパスに合わせ、長坂拓海選手がシュート。これは右ポストを叩きますが、こぼれ球を石田健太郎選手が押し込み浦安が先制に成功します。そのわずか12秒後にはガリンシャ選手のFKに合わせたディドゥダ選手の強烈なシュートが決まり一気に浦安が2点をリード。しかし、負けてはいられない町田も高い得点力を持つクレパウジ ヴィニシウス選手が右CKにダイレクトで合わせて1点を返すと12分には毛利元亮選手が絶妙なタイミングでゴールを決め、試合を振り出しに戻しました。2-2で迎えた第2ピリオド序盤にディドゥダ選手がゴールを挙げ浦安が勝ち越すと、その後はスコアが動かず試合終盤に。パワープレーで反撃を狙う町田の攻撃をしのぎ、1点のリードを守った浦安が2-3で勝利を挙げました。開幕からホームで2連敗の町田は、次節のアウェイ戦で今季初勝利を目指しました。