大分を下した大阪がホームで今季2勝目を挙げる! すみだとの接戦を制した町田が今季初勝利!【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第3節】

7月1日(金)、2日(土)の2日間、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第3節の6試合が行われました。

【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第3節】

ボルクバレット北九州 1-2 Y.S.C.C.横浜 ▶▶▶試合ハイライト
ともにF2リーグから昇格を果たした北九州と横浜の対戦は、白熱した一戦となりました。試合を動かしたのはアウェイの横浜でした。6分、低い位置でボールを回す北九州のボールをカットした笠篤史選手が左足でゴールを突き刺し先制に成功。さらに16分には自陣からのロングボールを受けた菅原健太選手が巧みな切り返しから追加点を挙げ、2-0で第1ピリオドを終えました。第2ピリオドではまずは同点ゴールを狙う北九州が積極的に攻撃を仕掛けると、27分、新加入の浦上浩生選手との連係から青大祐選手が1点を返します。その後も追加点を狙う北九州は終盤にパワープレーで横浜ゴールを脅かすなど惜しいシーンを作りましたが、決めきることができずに1-2で試合終了。横浜が今季2勝目を挙げました。

フウガドールすみだ 3-4 ペスカドーラ町田 ▶▶▶試合ハイライト
ホームでの開幕戦を落としたすみだが、今季初勝利を狙う町田と対戦しました。第2節でFリーグに復帰し、鮮烈なゴールを挙げた清水和也選手が果敢にゴールに迫るなど序盤から攻勢に出たすみだは7分、自ゴール前でシュートをブロックした川﨑柊音選手が長い距離を持ち上がり、自らシュートを突き刺します。このまま勢いに乗りたいすみだでしたが、14分にはこの日18歳の誕生日を迎えた原田快選手とクレパウジ ヴィニシウス選手のフットサル日本代表コンビの連係からヴィニシウス選手がシュート。跳ね返ったところに阿部瑠依選手が詰めて町田が試合を振り出しに戻しました。その後1点ずつを追加し、2-2で迎えた第2ピリオドでは、28分に倉科亮佑選手がゴールし、町田がこの試合で初めてリードを奪いました。1点ビハインドのすみだは35分、甘利斗亜選手の絶妙なアシストから清水誠也選手が同点弾を挙げますが、直後に町田にPKを献上しわずか18秒で再度リードを奪われてしまいます。栗本博生選手をGKに置いたパワープレーで追加点を狙ったすみだでしたが、追撃及ばず3-4で試合終了。接戦を制した町田が今季初勝利を挙げました。

湘南ベルマーレ 5-1 立川アスレティックFC ▶▶▶試合ハイライト
前節でシュライカー大阪と引き分けながらも、無敗でホーム開幕戦を迎えた湘南が、開幕2連敗の立川と対戦しました。7分、GKフィウーザ選手が起点となり攻撃を組み立てると、高橋広大選手がロングシュートを突き刺し、ホームの湘南が先制に成功。さらに14分には攻守が激しく切り替わるなか、堀内迪弥選手が追加点。2-0で第1ピリオドを折り返しました。まずは1点がほしい立川でしたが、チャンスを作りながらもゴールが遠く、32分には粘り強く攻撃を仕掛ける湘南に追加点を許してしまいます。3点を追う立川は皆本晃選手をGKに置きパワープレーを仕掛けますが、フィウーザ選手にパワープレー返しを浴びるなど失点がかさみ、金澤空選手のゴールで一矢報いるも5-1で試合終了。湘南がホーム開幕戦を勝利で飾りました。

シュライカー大阪 5-1 バサジィ大分 ▶▶▶試合ハイライト
前節で湘南ベルマーレと引き分け、今季2勝目を狙う大阪が、開幕2連敗の大分と対戦しました。序盤こそチャンスを作った大分でしたが、その後は大阪が攻撃のリズムをつかみ、5分には右サイドからのキックインに合わせた加藤翼選手のゴールで先制に成功。つづく7分には相手の守備を強引に抜き去った清水寛治選手が追加点を挙げると、さらに9分にも得点を奪った大阪が一気に3点をリードします。10分には高い位置でボールを奪った本石猛裕選手のアシストから三浦憂選手が1点を返し、このまま勢いに乗りたい大分でしたが、得点には結びつかずに3-1で第1ピリオドが終了。30分に加藤翼選手のこの試合2点目となるゴールを挙げると、3点ビハインドの大分は高溝黎磨選手をGKに置きパワープレーを開始します。しかし、パワープレー返しで1点を失い反撃及ばず5-1で試合終了。大阪が今季2勝目を挙げ、大分は手痛い開幕3連敗となりました。

バルドラール浦安 5-4 ボアルース長野 ▶▶▶試合ハイライト
開幕から2連勝でホーム開幕戦を迎えた浦安は、前節F1昇格以来最速のシーズン初勝利を挙げた長野と対戦しました。序盤からリズムを作り攻撃を仕掛ける浦安でしたが、3分に渡辺大輔選手と松永翔選手の連係から米村尚也選手に先制を許すと、そのわずか11秒後には長野自陣からのロングパスに合わせた渡辺選手にゴールを奪われ2点を追う展開に。さらにオウンゴールも献上し、わずか1分の間に3点を失う波乱の展開となりました。ここでタイムアウトを取り立て直しを図った浦安でしたが、得点を奪うことができずに3点ビハインドのまま第1ピリオドを折り返します。しかし、第2ピリオド立ち上がりにガリンシャ選手が1点を返すと、これに勢いを得た浦安は23分にもガリンシャ選手が追加点。さらに29分にはセットプレーから長坂拓海選手が得点し、同点に追いつきました。3点差を詰められた長野は34分に岡本生成選手が勝ち越し点を挙げましたが、わずか40秒ほどで再度追いつく粘りを見せた浦安は38分、ピレス イゴール選手を起点とした攻撃からガリンシャ選手がゴールしハットトリックを達成。これが決勝点となり、激しい攻防を繰り広げた一戦は5-4で浦安に軍配が上がりました。

エスポラーダ北海道 3-4 名古屋オーシャンズ ▶▶▶試合ハイライト
今季2勝目を狙う北海道が、開幕2連勝の名古屋をホームに迎えました。まず試合を動かしたのはホームの北海道でした。3分、相手から強引にボールを奪った小原風輝選手が自らミドルシュートに突き刺し、先制に成功します。しかし、王者の貫録を見せる名古屋に1分足らずで同点弾を許すと、その後はチャンスを作り出すことができずに防戦一方に。13分には長い距離をドリブルで走りこんだ室田祐希選手の個人技が光り、再度1点をリードした北海道でしたが、16分にも同点弾を許し、2-2の同点で第1ピリオドを折り返しました。攻勢の名古屋に対し、北海道も粘り強い守備を見せスコアが動かないまま第2ピリオド中盤を迎えますが、31分にダルラン選手が得点し、名古屋がこの試合で初めてリードを奪います。しかし、ホームで負けてはいられない北海道は37分、佐藤明生選手が粘ってキープしたボールを堀米将太選手がゴール前に送り、最後は水上玄太選手が同点弾。パワープレーで勝負に出た名古屋に対し、全員でゴールを守る北海道でしたが、残り21秒で吉川智貴選手がゴールを挙げた名古屋が3-4で辛くも勝利を挙げ、開幕3連勝を遂げました。