浦安対名古屋の全勝対決は完封の名古屋に軍配!【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第5節】

7月15日(金)から18日(月・祝)の4日間にわたり、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第5節の6試合が行われました。

【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第5節】

フウガドールすみだ 7-2 エスポラーダ北海道 ▶▶▶試合ハイライト
今節最初の試合では、すみだの攻撃力が爆発しました。キックオフ直後から積極的に先制点を狙う北海道に対し集中した守備を見せたすみだは、その後幾度となくチャンスを作り6分に諸江剣語選手のミドルシュートで先制に成功します。1点を追う北海道も流れの中やセットプレーからチャンスを作りますが決めきることができず、ファウルも溜まる苦しい展開に。15分には清水和也選手にFKを直接決められ点差が広がると、第1ピリオド終了間際にもすみだが1点を追加し、3-0で第2ピリオドを迎えました。第2ピリオド序盤にも失点した北海道は、28分に左サイドからの突破を仕掛けた本郷輝選手のシュートがオウンゴールを誘発し1点を返しますが、その後も失点がかさみ5点ビハインドとなりました。7分を残し室田祐希選手をGKに置いたパワープレーで1点を挙げた北海道でしたが、パワープレー返しを浴びるなど最後までペースをつかめず7-2で試合終了。すみだが今季ホームでの初勝利を挙げました。

シュライカー大阪 1-1 ボルクバレット北九州 ▶▶▶試合ハイライト
今季3勝目を狙う大阪が、北九州をホームに迎えました。想像を超える拮抗した展開となったこの試合。第1ピリオドでは北九州のシュートをわずか3本に抑えながらも、大阪も得点を挙げることができずにスコアレスで第2ピリオドを迎えます。その後も試合が動かず試合終盤を迎えますが、33分には大阪に待望の先制点が生まれます。自陣でパスを得た計盛良太選手が加藤未渚実選手にボールを預け前線に走り込むとリターンパスを受けてシュートを突き刺します。しかし、1点を追う北九州は浦上浩生選手をGKに置きパワープレーを仕掛けると、38分に浦上選手が同点弾。その後は両者に得点が生まれず1-1で試合を終え、勝点を分ける結果となりました。

立川アスレティックFC 3-1 Y.S.C.C.横浜 ▶▶▶試合ハイライト
前節、今季初勝利を挙げた立川が、好調の横浜をホームに迎えました。球際もフィジカルコンタクトも激しく、熱のこもった一戦を見せた両者。まず試合を動かしたのはホームの立川でした。5分にPKを獲得すると、これを中村充選手がゴール上部に突き刺し先制に成功します。さらに13分にはセットプレーからの流れから湯浅拓斗選手が追加点。しかし、負けてはいられない横浜も16分に自陣からの縦パスを受けた安井嶺芽選手が鋭いシュートを突き刺し1点を返します。2-1と立川リードで迎えた第2ピリオドでは、26分に右サイドからのキックインに湯浅選手がダイレクトで合わせこの試合2点目をマーク。横浜のパワープレーに対しても集中した守備を見せた立川が3-1で勝利しています。

ボアルース長野 2-3 湘南ベルマーレ ▶▶▶試合ハイライト
今季2勝目を目指す長野が、第4節終了時点で3位の湘南をホームに迎えました。立ち上がりは両者ともに様子を見合い、拮抗した展開になりましたが、6分にCKの流れからこぼれ球を山﨑歩夢選手が突き刺し湘南が先制に成功すると、15分には加入後好調の堀内迪弥選手が追加点。0-2と湘南リードで第1ピリオドを折り返します。しかし、第2ピリオドではホームの長野が反撃を開始。25分にゴール前でFKを得ると、田口友也選手のパスに合わせた米村尚也選手のゴールで1点差に迫ると、これに勢いを得た長野がさらに攻勢を強めます。30分には米村選手のシュートパスをゴール前に飛び込んだ松永翔選手が押し込み2-2の同点に。しかし、33分に湘南にゴールを許した長野はパワープレーで逆転を狙います。しかし、ファウルも溜まる苦しい展開からゴールを奪うことができず2-3で試合終了。粘り強さを見せた湘南が今季3勝目を挙げました。

ペスカドーラ町田 2-1 バサジィ大分 ▶▶▶試合ハイライト

ホームでの初勝利を狙う町田が、ここまで未勝利の大分をホームに迎えました。序盤から積極的に攻撃を仕掛ける町田に対し、大分も集中した守備からカウンターを狙いますが、両者ともにゴールを割ることができずに第1ピリオドはスコアレスで終了。すると第2ピリオドでは立ち上がりで一気に試合が動きます。まずは22分、キックインを得た町田が伊藤圭汰選手のパスに合わせた山中翔斗選手のゴールで先制に成功。しかし、1分足らずで右サイドから仕掛けた森村孝志選手が利き足とは逆の右足でシュートを突き刺し、大分が同点に追いつきました。25分には毛利元亮選手のゴールで町田が勝ち越すと、その後もチャンス数で上回る町田がペースを握ります。その後はスコアが動かず、大分の攻撃を町田が集中した守備で防ぎ2-1で試合終了。町田が待望のホーム初勝利を挙げています。

バルドラール浦安 0-4 名古屋オーシャンズ ▶▶▶試合ハイライト
今節、最大の注目を集めたこの一戦。どちらも開幕から4連勝でこの試合を迎えました。フットサルスペイン代表としてUEFAフットサル選手権優勝の経験もあるアンドレシート選手のFリーグデビューも期待されたこの一戦。序盤から積極的に攻撃を仕掛ける名古屋に対し、浦安も前から激しくプレスをかけ名古屋を自陣に押し込むなど、激しい攻防を繰り広げます。開始3分ほどでFリーグデビューを果たしたアンドレシート選手は、5分にオリベイラ・アルトゥール選手のFKにダイレクトで合わせて初ゴール。勢いの止まらない名古屋は、7分にカウンターからダルラン選手がゴールしリードを広げると、9分にもダルラン選手が追加点を挙げ浦安を突き放しました。3点ビハインドの浦安は、第2ピリオドで反撃のチャンスを窺います。しかし、幾度となく決定機を迎えながらも名古屋GK篠田龍馬選手の好セーブに阻まれ、ゴールを割ることができません。4分を残しパワープレーを仕掛けた浦安でしたが、38分には吉川智貴選手にパワープレー返しを浴びさらに点差が広がる展開に。最後までゴールに向かい続けた浦安でしたが、得点を奪うことができずに無得点で試合終了。4-0で完封した名古屋が単独首位に躍り出ました。