数的不利にも集中した守備を見せた名古屋が開幕7連勝!【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第7節(8/20~22開催分)】
8月20日(土)から22日(月)の3日間にわたり、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第7節の5試合が行われました。
【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第7節(8/20~22開催分)】
立川アスレティックFC 4-2 シュライカー大阪▶▶▶試合ハイライト
開幕3連敗から徐々に調子を上げてきた立川が、大阪をホームに迎えました。激しい攻防を繰り広げるなか、10分に高い位置でのキックインに合わせた中村充選手のロングシュートで先制に成功すると、14分には湯浅拓斗選手との連係から上村充哉選手がゴールし大阪を突き放します。しかし、およそ30秒後に加藤未渚実選手にロングシュートを決められると、19分にはキックインにファーサイドで合わせた加藤翼選手のダイレクトボレーで2-2の同点に。しかし、第2ピリオドでは立川がペースを握り、27分に湯浅選手が追加点。大阪が7分以上を残しパワープレーを仕掛けますが、残り31秒で皆本晃選手がパワープレー返しを決めダメ押しの4点目。4-2で勝利した立川が今季3勝目をマークしています。
湘南ベルマーレ 1-3 バルドラール浦安▶▶▶試合ハイライト
暫定4位の湘南と同2位の浦安の上位同士が対戦。序盤から激しい攻防を繰り広げながらスコアが動かず、第1ピリオドが終盤に差し掛かった15分、FKの流れから東出脩椰選手のピンポイントパスに合わせたガリンシャ選手のゴールで浦安が先制に成功します。さらにおよそ40秒後には先制をアシストした東出選手が追加点。一気に湘南を突き放し、0-2で第1ピリオドを折り返しました。ホームで負けてはいられない湘南は第2ピリオドも序盤からゴールを狙いますが、25分には加藤竜馬選手にロングシュートを決められ3点を追う苦しい展開に。30分にはGKフィウーザ選手が起点となり、高橋広大選手のシュートパスから堀内迪弥選手が1点を返した湘南でしたが、その後は追加点を奪うことができず1-3で試合終了。湘南が今季初黒星を喫しました。
バサジィ大分 1-4 エスポラーダ北海道▶▶▶試合ハイライト
今季2勝目を目指す大分と北海道が対戦しました。まず試合を動かしたのはアウェイの北海道でした。2分、西村啓選手が自陣からループパスを送ると、水上玄太選手がゴール前から落としたボールに木村優太選手が飛び込み先制に成功。1点を追う大分は4分に右サイドの森村孝志選手が利き足とは逆の右足で放ったシュートがオウンゴールを誘発し、試合を振り出しに戻します。しかし、15分に仁科佑太選手が追加点を挙げ、1-2と北海道リードで第1ピリオドを折り返すと、第2ピリオド序盤にも北海道が追加点。さらに27分にも1点を失った大分は、セットプレーから決定機を作るもクロスバーに嫌われ、パワープレーからも得点が奪えずに1-4で敗戦。北海道が今季2勝目を挙げています。
ボアルース長野 4-5 Y.S.C.C.横浜▶▶▶試合ハイライト
今季2勝目を目指す長野が、躍進を見せる横浜をホームに迎えました。序盤は拮抗した展開となりますが、13分にはカウンターから松永翔選手が追いかける相手を振り切りシュートを放ちます。これがゴールネットを揺らし、長野が先制に成功しました。このまま得点を重ねたい長野に対し、横浜もこの試合でキャプテンマークを巻いた堤優太選手が菅原健太選手のアシストから同点弾。第1ピリオドは両者一歩も譲らず1-1で折り返します。第2ピリオドでは逆転を狙う横浜が猛攻を開始。23分に笠篤史選手が逆転弾を決めると、25分、26分と得点を重ね、瞬く間に3点をリードします。しかし、ホームで負けていられない長野も意地を見せ、4失点目からわずか17秒で米村尚也選手が1点を返し横浜に迫ります。取っては取られる攻防から3点を追う長野はパワープレーを開始。山田選翔司手が2得点を挙げ1点差に追いつきましたが、その後は得点を奪うことができずに4-5でタイムアップ。横浜が3試合ぶりに白星を挙げました。
フウガドールすみだ 1-4 名古屋オーシャンズ▶▶▶試合ハイライト
中断期間前、最後のホームゲームを迎えたフウガドールすみだは、開幕6連勝の名古屋オーシャンズと対戦しました。まず試合を動かしたのはアウェイの名古屋。2分、吉川智貴選手がパスをカットし自ら放ったシュートがゴールネットを揺らし、先制に成功します。ホームで負けてはいられないすみだも9分、自陣でパスを回す名古屋から宮崎曉選手がボールを奪うと、ラストパスを受けた清水誠也選手がシュートを突き刺し1-1の同点に。第1ピリオド終盤には名古屋が退場者を出し、第2ピリオドにかけてすみだが数的優位に立ちます。すみだはこのチャンスを生かしたいところでしたが、名古屋の集中した守備の前に得点を奪えず2分が経過。再び名古屋のFPが4人に戻ると、24分には距離のあるFKをオリベイラ アルトゥール選手が直接決め、勝ち越しに成功します。さらに32分には、直前にも惜しいシーンを作っていた八木聖人選手が3点目を挙げ名古屋がリードを広げました。7分を残し、栗本博生選手をGKに置くパワープレーを仕掛けたすみだでしたが、パワープレー返しを浴び3点を追う苦しい展開に。その後も名古屋の堅い守備を崩すことができず、1-4で試合終了。名古屋が開幕7連勝を達成しました。