横浜を下した北海道が2連勝。首位の名古屋、2位の浦安もそろって勝利し中断期間へ【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第8節】

8月26日(金)から28日(日)の3日間にわたり、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第8節の6試合が行われました。

【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第8節】

シュライカー大阪 1-2 ペスカドーラ町田▶▶▶試合ハイライト

今季3勝目を目指す大阪が、町田をホームに迎えました。第1ピリオドはどちらもチャンスを作りながら拮抗した展開が続き、得点が生まれないままスコアレスで折り返します。第2ピリオドではアウェイの町田が試合を動かします。23分、髙橋 裕大選手の縦パスを受けた野村啓介選手のリターンを髙橋選手が突き刺し先制に成功。町田が1点のリードを保ったまま試合が終盤に差し掛かると、パワープレーを仕掛けた大阪のシュートを髙橋選手が至近距離でブロック。これが無人のゴールに転がり町田がリードを広げました。そのおよそ20秒後には加藤未渚実選手のパスを受けた右サイドの清水寛治選手がシュートパス。これをゴール前の相井忍選手が体で押し込み大阪が1点を返します。その後もパワープレーを続けた大阪でしたが追撃及ばずタイムアップ。町田が今季5勝目を挙げています。

ボルクバレット北九州 1-2 ボアルース長野▶▶▶試合ハイライト

ここまで7試合中3試合を1点差で落としている北九州が、今季2勝目を狙う長野をホームに迎えました。序盤から攻勢に出る北九州に対し、長野も集中した守備でゴールを守ります。北九州GK上原拓也選手、長野GK山口友輔選手と両GKの活躍もあり、第1ピリオドはスコアレスで折り返しました。第2ピリオドでは25分に長野がPKを獲得。これを田村佳翔選手がゴール右上に決め先制成功します。さらに31分にはカウンターの流れから米村尚也選手のアシストで松永翔選手がゴール。松永選手はこの試合が通算100試合出場の記念試合でもあり、自身を祝うゴールでリードを広げます。2点ビハインドの北九州は、定評のあるパワープレーでまずは1点を狙います。37分には田村研人選手の折り返しに田村龍太郎選手が詰め1点を返しましたが、その後は得点を奪うことができず1-2で試合終了。長野が今季2勝目を挙げています。

湘南ベルマーレ 4-1 フウガドールすみだ▶▶▶試合ハイライト

直近2試合で勝利から遠ざかっていた湘南が、すみだをホームに迎えました。序盤は拮抗した展開となりますが、12分に右サイドでCKを得た湘南は内村俊太選手のピンポイントのパスに鍛代元気選手がダイレクトで合わせて先制に成功します。さらに終了間際には内村選手が追加点を挙げ、2-0と湘南リードで第1ピリオドを終えました。第2ピリオドでは両者が次の1点を狙いさらに激しく攻守の切り替えを繰り広げますが、スコアが動かないまま試合終盤に差し掛かります。2点ビハインドのすみだは中田秀人選手をGKに置きパワープレーを開始すると、37分にはパスワークから中田選手がゴールを挙げ1点差に迫りました。しかし、勝負強さを見せる湘南は残り1分を切りGKフィウーザ選手が起点となり林田フェリペ良孝選手がゴール。さらに残り30秒で内村選手がこの試合2点目となるゴールを決め、4-1で試合終了。湘南が3試合ぶりの勝利を収めています。

エスポラーダ北海道 3-1 Y.S.C.C.横浜▶▶▶試合ハイライト

前節、今季2勝目を挙げたエスポラーダ北海道は、Y.S.C.C.横浜と対戦しました。16分にはボールをカットした小原風輝選手のアシストから仁科佑太選手が先制ゴール。さらに19分にも山田優介選手との連係から仁科選手が追加点を挙げ、2-0と北海道リードで第1ピリオドを折り返します。第2ピリオドでは1点を返したい横浜が幾度となくチャンスを作りますが、北海道GK戸田貴英選手がしっかりとゴールを守ります。31分には室田祐希選手がFリーグ通算150得点目となるゴールを挙げ、さらにリードを広げました。まずは1点がほしい横浜は35分、自陣からゆっくりと攻撃を組み立てると堤優太選手から右サイドの芝野創太選手を経由し、後方から走り込んだ菅原健太選手が1点を返します。その後タイムアウトを取った横浜は、堤選手をGKに置きパワープレーを開始。しかし、集中した守備を見せた北海道がリードを守り切り、3-1で試合終了。ホームの北海道がおよそ4年2カ月ぶりの連勝を挙げました。

名古屋オーシャンズ 3-2 立川アスレティックFC▶▶▶試合ハイライト

開幕7連勝と今季も王者らしさを見せる名古屋が、徐々に調子を上げる立川をホームに迎えました。1試合を通してシュート数も少なく、引き締まった展開となったこの試合。均衡を破ったのはホームの名古屋でした。10分、オリベイラ アルトゥール選手のFKをガブリエル ペネジオ選手がシュート。こぼれたボールをアンドレシートが突き刺し、先制成功します。19分にはアンドレシート選手の縦パスを受けた平田 ネト アントニオ マサノリ選手が追加点。2-0と名古屋リードで第1ピリオドを折り返しました。第2ピリオドではスコアが動かないまま試合終盤を迎えますが、35分には右サイドから切り込んだ上村充哉選手のゴールで立川が1点差に迫ります。39分、1点を追加した名古屋に対し、金澤空選手のゴールで立川が再度1点差に迫る激しい攻防を繰り広げますが、名古屋がリードを守り3-2で試合終了。名古屋が開幕8連勝で中断期間を迎えています。

バルドラール浦安 5-3 バサジィ大分▶▶▶試合ハイライト

中断期間前最後の試合となった浦安対大分。試合は開始早々に動きを見せました。3分、ディドゥダ選手のキックインに合わせたガリンシャ選手のゴールで先制し、幸先のいいスタートを切ります。しかし、14分に左サイドを突破した本石猛裕選手のゴールで大分が同点に追いつくと、18分には本石選手のアシストからパカット選手が追加点。1-2と大分リードで第1ピリオドを折り返します。第2ピリオドでは23分、26分とコンスタントに得点を挙げ、浦安が再度リードを奪いますが、試合終盤には三浦憂選手がこぼれ球に詰め、3-3の同点に。その後、退場者を出した大分に対し数的優位に立った浦安は、パワープレーも効果的に使い、大分ゴールを脅かします。しかし、ゴールを割ることができず同点のまま試合が終わるかに見えた残り17秒、大島旺洋選手が長い距離を走り自らゴール。さらに残り4秒でFP加藤竜馬が追加点を挙げ、5-3で浦安が勝利。2位の座をキープし、中断期間を迎えました。