【日本代表】ブラジルとの国際親善試合第1戦は1-5で敗戦
9月15日(木)に島根県・松江市総合体育館で国際親善試合「フットサル日本代表 vs フットサルブラジル代表」が行われました。
早い時間帯に立て続けに3点を失った日本代表は、第1ピリオド終了間際にも1点を失い0-4で第2ピリオドを迎えます。30分には吉川智貴選手のキックインに合わせたオリベイラ アルトゥール選手のゴールで1点を返しますが、そのわずか1分後にも失点を喫し再度4点を追う展開に。3分強を残し、アルトゥール選手をGKに置いたパワープレーで追加点を狙った日本でしたが、追撃及ばず1-5で試合終了。親善試合2連戦の1戦目を敗戦で終えています。
<試合後コメント>
金澤空選手/立川アスレティックFC
-試合を終えての感想を教えてください。
ブラジル相手にああいった入りをしてしまうと試合を通して厳しくなってしまいます。でも、サイドの自分のところでは時間があったので何度か剝がすこともできましたし、あとはそれをブラジルが相手であってもゴールにつなげたいと思います。
-堂々とプレーをされていましたが、どのような気持ちでしたか?
緊張はまったくなく、本当に楽しみな気持ちでいっぱいのまま試合に入りました。
-立川でのプレー以上に守備でも活躍していました。
木暮監督からも攻撃だけではなく守備でもスピードを生かして貢献してほしいと言われていたので、特にプレスバックなどは意識をしてプレーしました。
-得意のドリブルでファウルももらいましたが、どこまで通用すると感じましたか?
おそらくFリーグだと相手も自分のことを分かっていて研究もしてくると思います。ですが、ブラジルは僕のことを全く知らないと思いますし、そのなかでどんどん仕掛けていけば相手も嫌だろうと思って積極的に仕掛けようと意識しました。
-体格差があるなかでも負けずにプレーをされていましたが、2戦目に向けての意気込みを教えてください。
まったく通用しないとは思わなかったので、それも少し自分の自信になりました。相手のスピード感にも慣れたので、次は勝てるようにここからまたしっかりといい準備をしたいと思います。
吉川智貴選手/名古屋オーシャンズ
-試合を終えての感想を教えてください。
悔しい結果になりました。自分たちがやりたかったことができなかった試合になってしまったな、と思います。ですが、2戦目があるのでそこで勝てるようにいい準備をしていきたいと思います。
-大勢のファンの前でプレーできた感想はいかがですか?
本当にとてもしあわせでした。2年半ぶりにこうやって満員のお客さんに入っていただいて、ウォーミングアップからいい雰囲気を作ってもらいました。何としても結果を残したいという気持ちはありましたが、しあわせだったものの悔しさの残るゲームになったと思います。
-得点シーンを振り返っていかがですか?
第1ピリオドから相手のセットプレーの守備の緩さは少し出ていて、そこがチャンスになると思っていたので、いい形で取ることができたと思います。
-島根では初めての代表戦となりました。地方で試合をすることはどのように捉えていますか?
フットサルがもっと普及するためには、こういった地域で試合をすることは魅力的なことだと思います。フットサルのおもしろさが少しでも伝われば、と思っています。この試合だけで終わらずに、日本のフットサルをみんなで盛り上げていきたいという思いがあります。
-木暮監督も吉川選手もベンチからピッチに「もっとできる」「いつもやっていることだ」という声をかけていました。合宿などで積み上げてきたものがなかなか出せなかった印象だと思いますが、中2日という短いサイクルのなかで次戦に向けてどのように改善を図りますか?
やはりこういった強豪相手に試合をすることが初めての選手が多かったですし、そのなかで少し面食らった部分もあって、いつもやっていることが出なかったのだと思います。第2ピリオドでは相手のリズムが落ちたとはいえ、第1ピリオドよりはいい戦いができました。今日の試合で相手のリズムに慣れることができたと思うので、修正しなくてはいけないところはありますが、自然と良くなっていく部分もあるのではないかと思っています。経験をしないと分かりませんし、自分がやられないと分かりませんし、若い選手にとってはいい経験になったと思います、それをプラスにするかどうか自分次第ですが、ここにいる選手たちはプラスにしないメンバーはいないので次の試合で勝てるようにいい準備をしたいです。
■フットサル日本代表の情報は公益財団法人日本サッカー協会公式サイトへ