3月19日(日)、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館でJFA 第28回全日本フットサル選手権大会決勝が開催されました。
 

湘南ベルマーレ 1-2 フウガドールすみだ

 
序盤から拮抗した展開が続いた第1ピリオドは、両者ともにチャンスを作りながらも決めきれずに終盤を迎えます。このままスコアレスで折り返すに見えた20分、靏谷春人選手のゴールで湘南が先制に成功。1-0とリードを奪い、第1ピリオドを折り返します。このまま勢いに乗りたい湘南でしたが、32分に退場者を出し、数的不利の状況に。優位に立ったすみだは2分間で同点を目指しますが、清水和也選手の放ったシュートがクロスバーに嫌われるなど得点に結びつけることができずに時間が経過します。しかし、同数に戻った直後の34分、星龍太選手がスライディングで合わせたシュートがゴールネットを揺らし、1-1の同点に。40分を経過し決着がつかず、試合は延長戦にもつれ込みました。
 
両者ともに準決勝でも延長戦を戦い疲労が溜まる中、次の1点を目指し激しい攻防を繰り広げます。試合時間も残りわずかに迫ると、48分には今シーズンのＦリーグ得点王、清水和也選手がゴールを決め、すみだが逆転に成功します。1点ビハインドの湘南も鍛代元気選手をGKに置いたパワープレーで最後までゴールを狙いますが、追撃及ばず試合終了。2-1で逆転勝利を収めたすみだが、前身のFUGA MEGUROを含めると2度目、フウガドールすみだとしては初の優勝を収めました。
 
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