第3節レビュー:浦安、名古屋は3連勝!!“境川決戦”はボラが古巣相手に躍動し町田が制する!!
5月16日(土)、17日(日)に全国各地でSuper Sports XEBIO Fリーグ2015/2016第3節が行われた。16日に行われた浦安vs仙台は、浦安が3-1で勝利して無傷の3連勝。神戸vs大分は2-2のドローに終わった。17日に行われた浜松vsすみだは4-2ですみだが勝利し、名古屋vs府中は名古屋が5-3と逆転勝利を飾った。北海道vs大阪は1-1のドロー、町田vs湘南の“境川決戦”は、町田が6-1と圧勝した。
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バルドラール浦安 vs. ヴォスクオーレ仙台
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開幕3連勝を目指す浦安が、初の連勝に期待がかかる仙台をホームに迎えた一戦。立ち上がりはオープンな展開となる中、浦安が決定機を作り出していくが決めきれずにゴールレスで試合を折り返した。それでも29分、中島孝のゴールが決まって浦安が先制すると、30分には小宮山友祐が加点に成功した。一方の仙台は、34分に右CKの流れから清水誠がダイレクトボレーを突き刺して1点差に詰め寄る。さらに仙台は、36分から狩野新をGKに入れたパワープレーに出て同点を目指すも、終了間際に加藤竜馬がネットを揺らし浦安の3点目が決まり勝負あり。浦安が開幕3連勝を飾った。
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アグレミーナ浜松 vs. フウガドールすみだ
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前節、大阪に1点差で敗れた浜松が、湘南を相手に今季初勝利を挙げたすみだを迎えた一戦。試合は7分に高い位置でボールを奪った曽根田盛将がネットを揺らしてホームの浜松が先制する。そのまま試合を折り返すと、23分に稲葉洸太郎がゴールを奪ってすみだが同点とする。浜松は32分、松浦勇武がFKを直接叩き込んで勝ち越しに成功。ところが35分に相手のミスを突いた西谷良介が同点ゴールを奪うと、37分にはオウンゴールが決まりすみだが逆転に成功する。浜松は37分からGK石黒紘久を上げたパワープレーに出るも、チャンスを決めきれず。残り40秒で金川武司がネットを揺らし、すみだが突き放して試合終了。すみだが逆転勝利で2連勝を飾った。
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デウソン神戸 vs. バサジィ大分
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前節、名古屋に惜敗した神戸が、北海道と引き分けた大分を迎えた一戦。8分にロドリゴの移籍後初ゴールで神戸が先取点を奪うと、15分にはGKと一対一を迎えた原田浩平がシュートを沈めてリードを広げた。一方の大分はここから反撃を開始すると、前半終了間際に田村龍太郎のゴールで1点差に詰め寄る。迎えた24分、北嶋佑一のゴールが決まって大分が試合を振り出しに戻すと、その後は大分が主導権を握る展開に。しかし勝ち越しゴールは生まれず、両チームが勝ち点1を分け合う結果に終わった。
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名古屋オーシャンズ vs. 府中アスレティックFC
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開幕2連勝の名古屋が、前節の仙台戦で今季初黒星を喫した府中を迎えた。試合は3分と4分にソロカーバがネットを揺らして、府中が2点を先行する。しかし名古屋も反撃に出ると9分に森岡薫、15分に前鈍内マティアスエルナンがネットを揺らし、同点で試合を折り返す。迎えた後半、31分に森岡のこの試合2点目が決まるも、36分には小山剛史がゴールを奪い、シーソーゲームの様相に。3連勝を目指す名古屋は、残り3分でペドロコスタをGKに入れたパワープレーを開始すると、38分に酒井ラファエル良男が勝ち越しゴールを決める。府中はすぐさまパワープレーに移行するも、39分に森岡がハットトリックとなるゴールを奪い勝負あり。名古屋が開幕3連勝を飾った。
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エスポラーダ北海道 vs. シュライカー大阪
–今季のホーム開幕戦を迎えた北海道が大阪を迎えた試合は、16分に鈴木裕太郎のゴールで北海道がリードしてハーフタイムを迎える。迎えた後半、追いかける大阪が次々にシュートを放っていくが、GK関口優志の牙城を崩せない。しかし32分、エースのヴィニシウスが同点ゴールを奪い試合は振り出しへ。その後も勝ち越しゴールを目指す両チームだったが、そのまま終了のホイッスルが吹かれ、勝ち点1を分け合う結果に終わった。
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ペスカドーラ町田 vs. 湘南ベルマーレ
–今季最初の“境川決戦”は、5分に浦上浩生のゴールで湘南が先手を奪う。しかし19分、本田真琉虎洲が同点ゴールを奪い、1-1で後半を迎えた。後半に入ると、ボラが古巣を相手に躍動。26分にボラが立て続けに2点を奪いリードを広げた町田は、29分に金山友紀、中井健介が連続でゴールを奪い試合の大勢を決める。湘南はすぐさま岡村康平をGKに置いたパワープレーに移行するも、試合終了間際にボラのパワープレー返しが決まり終了のホイッスル。ボラのハットトリックなど6得点を奪った町田が湘南に快勝し、“境川決戦”を制した。