第27節レビュー:名古屋プレーオフ進出決定! 浦安が町田との関東ダービー制す!

1月9日(金)~12日(月・祝)の4日間、全国各地でFリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第27節が開催された。9日(金)に行われた府中vs.仙台は府中が快勝。10日(土)に行われた町田vs.浦安の関東ダービーは浦安が白星を手にし、浜松vs.大阪は大阪が勝利した。11日(日)に行われたすみだvs.湘南は、すみだが後半に湘南を突き放して勝利。神戸vs.名古屋は、名古屋が逆転勝利を収め、名古屋のプレーオフ進出が決定した。12日(月・祝)に行われた北海道vs.大分は、大分が勝利して2位をキープしている。第27節の詳細は以下の通り。

 

◆神戸vs.名古屋
▽プレーオフ出場権獲得に王手をかけた名古屋が、アウェイで神戸と対戦した。試合は16分に山本優典選手のゴールで神戸が先制して折り返す。すると後半は名古屋が猛攻を仕掛ける。21分に八木聖人選手のゴールで同点とすると、25分に星龍太選手、32分にセルジーニョ選手が加点した。引き離された神戸は35分から西谷良介選手をGKに置いてパワープレーを開始。ところが38分、ペドロコスタ選手にパワープレー返しを決められて試合は終了。神戸に勝利した名古屋のプレーオフ進出が決定した。

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◆府中vs.仙台
▽2015年最初の試合は、12分に上福元俊哉選手のゴールで幕を開ける。迎えた21分に山田ラファエルユウゴ選手がFKを直接叩き込んだ府中は、25分にも岡山洋介選手が加点。さらに31分、関尚登選手がボレーシュートを叩き込むと、33分には三井健選手、34分には宮田義人選手が追加点を奪った。一方の仙台は、GKクロモト選手の攻め上がりからチャンスを作り出すも最後までゴールが遠く試合は終了。府中が2015年最初の試合で白星を飾った。

 

◆町田vs.浦安
▽町田と浦安の関東ダービーは、6分に小宮山友祐選手のゴールで浦安が先手を取る。しかし、16分に浦安が6つ目のファウルを犯すと、横江怜選手が第2PKを決めて町田が同点とした。さらに18分、またも浦安がファウルを犯すと、この第2PKも横江選手が決めきり、町田が前半のうちに試合をひっくり返す。迎えた後半の24分、セットプレーの流れから加藤竜馬選手が同点ゴールを奪取。すると34分には小宮山選手がこの日2点目を奪い、浦安が再びリードを手にした。町田は残り4分50秒から滝田学選手をGKに置いてパワープレーを開始。さらに残り2分からは滝田選手に代えて横江選手をGKに置くなど策を講じた町田だったが試合はそのまま終了。浦安が2015年最初の関東ダービーを制した。

 

◆浜松vs.大阪
▽浜松アリーナで行われた一戦は、開始44秒に田中充彦選手のゴールでホームの浜松が先制する。13分には稲田瑞穂選手のゴールで大阪が同点とするが、15分に和久田章太選手のシュートが相手のオウンゴールを誘発して、浜松が2-1とリードして試合を折り返した。迎えた後半は大阪がギアを上げると、30分に村上哲哉選手、34分に森秀太選手がゴールを奪い逆転に成功する。浜松は残り5分から曽根田盛将選手をGKに置いてパワープレーを開始するが得点を奪えず。大阪が逆転勝利を飾り、プレーオフ出場圏内4位に浮上した。

 

◆すみだvs.湘南
▽墨田区総合体育館で行われた一戦は、2分に太見寿人選手のダイレクトボレーが決まってすみだがリードを奪う。湘南も8分にセットプレーからボラ選手が押し込み、前半は1-1で終えた。迎えた後半は湘南がペースを握るも、28分にカウンターから宮崎暁選手がゴールを奪い、すみだが勝ち越す。さらに36分、GK揚石創選手のロングパスから曽根直人選手がダイレクトボレーを沈めて、すみだが湘南を引き離した。追いかける湘南は、次々とチャンスを作っていくもGK揚石選手の好セーブにより、後半は得点を奪えずに試合は終了。すみだがホームで湘南に競り勝った。

 

◆北海道vs.大分
▽北海道きたえーるで2連勝同士の北海道と大分が激突した。試合は16分、大分が森村孝志選手のゴールで先制するも、その数十秒後に北海道の室田祐希選手が同点ゴールを奪う。それでも、前半の残り数秒で芝野創太選手が勝ち越しゴールを決め、大分の1点リードで前半を終えた。迎えた後半、貪欲に攻めた北海道が、29分に室田祐選手の強烈なシュートで再び同点に追いつく。またも追いつかれた大分だったが、34分に芝野選手、37分にディドゥダ選手がゴールを挙げてスコアを4-2とした。北海道は直後に鎌塚聖哉選手をGKに置いてパワープレー開始。しかし、38分にパワープレー返しで小曽戸允哉選手にゴールを奪われる。北海道は試合終了間近、水上玄太選手のゴールで1点返すが、反撃もここまで。北海道を下した大分が2位をキープした。