暫定首位の湘南が大分に勝利! 北九州、アウェイで完封勝利を収める【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第9節】
9月16日(土)、17日(日)の2日間、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第9節の4試合が行われました。
湘南ベルマーレ 4-1 バサジィ大分 ▶▶▶試合ハイライト
暫定首位の湘南が、ホームに大分を迎えました。序盤から激しい攻防を繰り広げた一戦は4分、右サイドでロドリゴ選手がプレスをかけると、そのボールがゴールに吸い込まれ湘南が先制に成功します。思わぬ形で先制した湘南は攻撃の手を緩めず、その20秒後には自陣のロドリゴ選手から本田真琉虎洲選手とつなぎ、折り返しに萩原真夏選手が詰めて追加点。2対0で第1ピリオドを折り返します。しかし、2点ビハインドの大分も豊富な運動量を武器に湘南ゴールを脅かし、26分には山田凱斗選手のゴールで1点を返します。その後は拮抗した展開がつづき、大分が仁部屋和弘選手をGKに置きパワープレーを仕掛けると、残り30秒で鍛代元気選手、残り1秒で浦上浩生選手がパワープレー返しを決め、湘南が追加点を挙げ、4対1で湘南が勝利を収めました。
バルドラール浦安 6-2 ボアルース長野 ▶▶▶試合ハイライト
勝ち切れない試合がつづき下位に沈む浦安が、今季初勝利を目指す最下位の長野をホームに迎えました。序盤から積極的にゴールを狙い、流れの中やセットプレーから幾度となくチャンスを作る浦安は10分、自陣から石田健太郎選手がロングパスを送るとこれを受けた長坂拓海選手が相手GKをかわしてゴールし、1点をリードします。12分には松永翔選手のアシストから松原祥太選手が左サイドからゴール左隅にシュートを叩き込み、長野が試合を振り出しに戻しました。その後浦安が1点を追加し、第1ピリオドは2対1と浦安リードで折り返します。第2ピリオドは一転、両者ともシュート数は減少しますが、28分には石田選手と長坂選手の連係から宇野伊織選手がFリーグ初ゴールを決め浦安がリードを広げます。するとこれに勢いを得た浦安は4分足らずでさらに3点を追加。5点ビハインドの長野は金須恭弥選手をGKに置きパワープレーを仕掛けると残り40秒で浦安の下部組織バルドラール浦安セグンド出身の本多亘選手が一矢報いるゴールを挙げ6対2で試合終了。浦安がおよそ4カ月ぶりの白星を挙げました。
シュライカー大阪 1-2 フウガドールすみだ ▶▶▶試合ハイライト
暫定3位の大阪が、中断期間明け最初の試合ですみだと対戦しました。まず試合を動かしたのはアウェイのすみだでした。6分、距離のあるFKを期限付き移籍ですみだに加入した荒牧太郎選手が直接決め、先制に成功します。1点を追う大阪ですが、なかなか得点機を作ることができず硬い試合展開のまま第1ピリオドは終盤へ。このまま第1ピリオドを折り返すかに見えた残り29秒、大阪は自陣の計盛良太選手のロングパスを受けた堀内迪弥選手が自らゴールを突き刺し1対1の同点に追いつきます。迎えた第2ピリオドも拮抗した展開が続きますが、29分には自陣でのキックインから宮崎曉選手、荒牧選手、諸江剣語選手が連係しボールをつなぐと、前線に走り込んだ諸江選手に荒牧選手がロングパスを送り追加点。すみだが勝ち越しに成功します。その後大阪はGK高見政顕選手がハーフまで上がり攻撃に参加し、田村友貴選手をGKに置いたパワープレーを仕掛けるなど同点を狙いましたが、1点が遠く1対2で試合終了。再開初戦を勝利で飾ることはできませんでした。
エスポラーダ北海道 0-3 ボルクバレット北九州 ▶▶▶試合ハイライト
再開後ホームゲームがつづく北海道は、今季唯一の道北アークス大雪アリーナ開催に北九州を迎えました。前節を1点差で落としている北海道は序盤から積極的にゴールを狙いますが、北九州の集中した守備やGK鈴木陽太選手の好セーブに阻まれ、ゴールを奪うことができません。すると13分、アウェイの北九州が試合を動かします。田村研人選手のキックインを受けた清水誠也選手がボールを落とし、樋口岳志選手が先制ゴール。北九州が1点をリードします。19分には田村龍太郎選手のキックインを受けた田村研人選手のアシストで小林謙太選手が追加点。第1ピリオドを0対2と北九州リードで折り返します。対する北海道も幾度となく惜しいシーンを作りますが決めきることができずに第2ピリオドも終盤に差し掛かると32分にはFKの流れから田村龍太郎選手が追加点を挙げ北九州がリードを広げます。最後までゴールを狙った北海道でしたが、得点を奪うことができずにスコアレスで敗戦。この結果により北海道は11位に順位を落としています。