Fリーグ大洋薬品オーシャンアリーナカップ2010が開幕、名古屋の大洋薬品オーシャンアリーナで1回戦の2試合が行われました。
初日から熱戦の連続となった。第1試合はバルドラール浦安と湘南ベルマーレの対戦。湘南は昨季得点王ボラの先制ゴールでリードしたが、浦安も瀬川昂暁がゴール前で反転シュートを決めて同点。さらにカウンターからオウンゴールを誘って逆転し、浦安のリードで前半を終える。 後半も次の1点を争って、ボールを奪い合う激しい攻防が続いた。湘南は残り9分からパワープレーに入り、直後にミスから1点を失ったもののパワープレーを続け、2連続ゴールで同点とする。最後は残り1分半のところで、ボラが右サイドから強烈なシュートを決め、湘南が浦安を振り切った。 「1−3からの逆転は記憶にない。選手たちはたくましくなった」と湘南・小野直樹監督は、ここまでのチーム作りに手応えを感じている様子。 一方、敗れた浦安も、「ウチがやりたいフットサルの方向は示せた。次につながる試合ができた」(岡山孝介監督)。Bチームであるバルドラール浦安セグンドから、新しい選手を多数加えた今季だが、そうした若手選手が堂々とプレーするなど、今後に期待を持たせる内容だった。 2試合目の府中アスレティックFC対デウソン神戸の対戦は、PK戦にもつれ込む接戦となった。 立ち上がりから、神戸が素早いパス回しで押し込んでいったが、府中も堅い守りでゴールを割らせない。後半に入って、ゴール前のこぼれ球を山田ラファエル ユウゴが蹴り込んで神戸が先制したが、府中も左サイドのキックインが相手に当たってコースが変わってのオウンゴールで同点とする。 終盤は目の離せない展開に。神戸はパワープレーに出たが、GKを務めた山田ラファエルがボールを奪われたところを、相手をつかみ倒して退場。しかし、府中の数的優位の状況下の攻撃を、神戸は鈴村拓也、GK山田マルコス勇慈のけん命のブロックでしのぎ、PK戦に持ち込んだ。 PK戦では、先行の府中が、5人目の宮田義人が外したのに対し、神戸は5人全員が決め勝利を収めた。 「新体制、新チーム、新選手が入り、いい準備ができていない状況」(中村恭平監督)という府中だが、劣勢の展開ながらあと一歩で勝利のところまで持ち込めたのは好材料とのこと。 「相手の守りがすごく堅くて、なかなかいつもどおりにチャンスができなかった」(比嘉リガルド監督)と嘆いた神戸は、それでも終盤ピンチを迎えながら勝利への執念を見せた。 「名古屋には一度も勝ったことがないので、みんなで協力して頑張ります」(原田浩平)と、チームは明日の名古屋戦に向けて、意欲を燃やしている。 ■オーシャンアリーナカップ2010特設サイトはこちら ■Fリーグフォトギャラリー Vol.43 オーシャンアリーナカップ2010 1日目