DUARIG Fリーグ2017/2018 第8節 結果:名古屋10発快勝、大阪勝利でAFCフットサルクラブ選手権へ弾み

DUARIG Fリーグ2017/2018は本日、第8節の2試合を行いました。AFCフットサル選手権ベトナム2017への出場を控える大阪、首位の名古屋オーシャンズがそれぞれ勝利を収めました。

DUARIG Fリーグ2017/2018 第8節

7月15日(土)15:00キックオフ(岸和田市総合体育館)
シュライカー大阪 3ー1 バルドラール浦安

立ち上がり、まずは浦安がチャンスを作ります。しかし、中島孝選手のミドルシュートは神戸GK柿原総一朗選手の正面。CKから星翔太選手がヘディングでゴールを狙うも、これも決めきることができません。すると徐々に攻勢を強める大阪は8分、ヴィニシウス選手から小曽戸選手と連携し、最後は芝野創太選手が押し込み先制に成功。つづく9分にはカウンターからアルトゥール選手がゴールを突き刺し、2点をリードする展開に。まずは1点がほしい浦安。しかし、シュートチャンスは大阪GK柿原選手の好セーブに阻まれ、前半終了間際に星翔太選手をGKに置くパワープレーを仕掛けますが、得点を挙げることができません。

迎えた後半、開始わずか27秒でヴィニシウス選手がゴールし、スコアは3ー0。苦しい展開となった浦安は、GK藤原選手がピッチ中央まで上がり攻撃に参加し、11分以上を残して中島選手をGKにパワープレーを仕掛けるなど様々な形で大阪ゴールに迫ります。1点の遠い浦安は36分、再度仕掛けたパワープレーから星選手がゴール。点差を2点に縮めます。その後もゴールを狙い続ける浦安でしたが、大阪の守備の前にさらなる得点を奪うことができずに試合終了。AFCフットサルクラブ選手権への出場を控えた大阪が、大会前最後のリーグ戦を勝利で終えました。

勝利した大阪の木暮賢一郎監督は試合終了後、会場に訪れたファン、サポーターに対し「僕たちシュライカー大阪は、明日からベトナムに旅立ち、AFCに参加します。クラブとしても、選手全員含めて初めてのチャレンジです。日本を代表して行くわけですから、何としてもタイトルを獲って、また大阪に戻ってこられるように戦っていきたいと思うので、海外ということで距離はありますが、熱い声援を送っていただけたらな、と思います。頑張るので、応援よろしくお願いします」と意気込みを話しました。
 
7月15日(土)17:30キックオフ(岸和田市総合体育館)
デウソン神戸 0ー10 名古屋オーシャンズ

2試合目は名古屋が得点力を見せつけた一戦となりました。序盤から積極的に攻撃を仕掛ける名古屋は5分、吉川智貴選手のコーナーキックからヴァルチーニョ選手が先制すると6分にはラファ選手がゴールし早くも2点をリードします。直後にタイムアウトを取った神戸、試合を立て直したいところでしたが7分には名古屋のルイジーニョ選手が得点を挙げ、リードを広げられてしまいます。1点を返したい神戸は、森洸選手がカウンターからシュートを放つも名古屋のルイジーニョ選手にクリアされ、宮田樹選手の左サイドからの鋭いシュートは名古屋GK関口優志選手選手に阻まれるなど、得点を奪うことができません。

3点リードで迎えた後半も、名古屋は攻撃の手を緩めず立て続けに追加点を奪います。5点を追う苦しい展開となった神戸は岡崎チアゴ選手をGKにパワープレーを開始。しかし、名古屋の集中した守備の前に得点を挙げることができず、逆に名古屋に得点を奪われてしまいます。最後まで善戦した神戸でしたが、後半だけで7得点を挙げ、攻守ともに質の高いプレーを続けた名古屋が、0ー10で完封勝利を収めました。

勝利した名古屋のペドロ コスタ監督は「最初から最後までまじめに取りみ、しっかりと個性も出せた試合。一番相手をリスペクトする形だった」と話し、「神戸の鈴村監督とはいい関係を持っています。私も若いチームを育てる難しさを知っているので、彼を応援しているし、協力し、リーグを強くしていきたいと思います」とコメントを残しました。

敗れた神戸の鈴村拓也監督は名古屋との差について「あの点差になっても、あのディフェンスを続ける名古屋はすごい」と相手を称えながらも「やり遂げるプロフェッショナルさを見せつけられ、現状として結果が出たが僕は諦めません。こういったものから学んでよくなっていくので、強い意志と気持ちを持って進んでいきたい」と話しました。