DUARIG Fリーグ2017/2018 第10節 結果:連戦連勝の名古屋が首位浮上。町田が”東京ダービー”を大勝で終える。

DUARIG Fリーグ2017/2018は6日(日)、第10節の6試合を6クラブ共同開催にて行いました。
 

DUARIG Fリーグ2017/2018 第10節

8月6日(日)10:00キックオフ(小田原アリーナ)
フウガドールすみだ 5ー3 アグレミーナ浜松

2日目、早い時間のキックオフとなった試合は、まずはすみだが先制ゴールを挙げました。開始わずか2分、ボラ選手がミドルシュートを突き刺し、1点をリードします。しかし7分、コーナーキックの流れから中村友亮選手がゴール右隅に鋭いシュートを突き刺し、試合は振り出しに。混戦のリーグ戦、上位に食らいついていきたいすみだは、その後も果敢にゴールを狙い、17分、20分と宮崎曉選手が2得点。3ー1で前半を折り返します。

迎えた後半、どちらも譲らぬ攻防を見せる両者。31分にはコーナーキックから松浦勇武選手がゴールし、浜松が1点差に追いつきますが、34分にはボラ選手がこの試合2点目となる得点で浜松を突き放します。しかし粘りを見せる浜松は、およそ1分後、フリーキックからまたも松浦選手が追加点。再度1点差へ迫ります。まずは追いつきたい浜松はパワープレーを仕掛けますが、一瞬の隙を見逃さなかったすみだの諸江剣語選手がパワープレー返しで追加点。連戦の疲労を感じさせないほど、キレのあるゴールが生まれた一戦は、5ー3ですみだが勝利しています。

 
8月6日(日)12:00キックオフ(町田市立総合体育館)
エスポラーダ北海道 2ー1 デウソン神戸

第9節で敗戦し、連敗は避けたい北海道と神戸の一戦は、拮抗したものとなりました。立ち上がりは北海道が積極的に先制点を狙います。鈴木裕太郎選手、酒井遼太郎選手と立て続けに神戸ゴールを脅かしますが、決めきることができません。徐々にペースを掴み始めた神戸は、岡崎チアゴ選手が強烈なシュートを放ちますが、GK鶴岡広之選手が好セーブを見せます。先制を決めたのは神戸。2015年8月にFリーグ戦はデビューを果たした川那部遼選手が加入から2年で待望のリーグ戦初ゴールを決め、1点をリードします。

0ー1で迎えた後半、まずは同点を狙う北海道は、果敢に神戸ゴールに迫ると、田辺陸選手のコーナーキックから神敬治選手がゴール。試合を振り出しに戻します。その後も両者チャンスを作りながらも、あと一歩のところで決めきれず、試合は終盤を迎えます。すると39分、自陣の鈴木選手から水上玄太選手を経由し、中央の酒井選手がゴール。2連戦でここまでの3得点はセットプレーからの得点だった北海道が、4点目にして華麗な連携からのゴールを決め逆転に成功します。そのままリードを守った北海道が2ー1で勝利。勝点3を獲得しています。

 
8月6日(日)12:20キックオフ(小田原アリーナ)
ヴォスクオーレ仙台 1ー4 名古屋オーシャンズ

ノエ選手、内野脩麻選手と主力2選手を出場停止で欠く仙台にとって、苦しい試合となりました。まずは3分、齋藤功一選手のゴールで1点をリードした名古屋は、わずか50秒後足らずでヴァルチーニョ選手がデビューから7試合連続となるゴールでリードを広げます。5分には橋本優也選手が得点し、およそ2分半で3得点と、その決定力の高さを見せつけます。10分にはキャプテン井上卓選手の2試合連続ゴールで2点差に追いついた仙台。1ー3で前半を折り返します。

しかし、後半も終始ペースを握り試合を展開する名古屋。対する仙台は、後半のシュート数はわずか3本にとどまり、ファウルを重ねてしまいます。34分、第2PKを得た名古屋は、これをルイジーニョ選手がゴール。こちらもデビューから7試合連続ゴールと、記録を伸ばします。そのままリードを保った名古屋が2連勝。次の試合で湘南が敗れたため、首位に順位を上げています。

 
8月6日(日)14:30キックオフ(町田市立総合体育館) 
バルドラール浦安 4ー0 バサジィ大分

浦安が今季初の連勝を挙げました。まずは5分、加藤竜馬選手のコーナーキックにディドゥダ選手が合わせ、これをゴール前の野村啓介選手が流し込み先制に成功します。その後、1点を追う大分は猛攻を仕掛けますが、これを浦安GK藤原潤選手がしのぎ切り、負傷交代。代わって入ったGK揚石創選手も好セーブを見せ、浦安が1点のリードを守って前半を折り返します。

迎えた後半、まずは1点がほしい大分。しかし、藤川朋樹選手のシュートはポストに阻まれ、得点を奪うことができません。すると26分、今季新加入の青山竜也選手のアシストから、長坂拓海選手がゴール。長坂選手のデビュー2戦目でのリーグ戦初ゴールを勢いを得た浦安は、31分にはディドゥダ選手が追加点。3点を追う大分は、GKを尾関潤選手に替え、戦況を立て直そうと試みますが、35分にはディドゥダ選手の強烈なシュートがオウンゴールを誘発し、4ー0に。2分弱を残してタイムアウトを取った大分は、最後までゴールを狙い続けましたが反撃ならず。この連戦を連敗で終えています。

 
8月6日(日)14:32キックオフ(小田原アリーナ)
湘南ベルマーレ 3ー8 シュライカー大阪

前半こそ拮抗した展開を見せた一戦でしたが、後半大阪が得点力を見せつける結果となりました。まず試合を動かしたのは大阪。10分、佐藤亮選手のキックインから田村友貴選手が左足でゴールを決め、先制点を奪います。しかし15分、ホームアリーナでの連勝を目指す湘南は、鍛代元気選手のゴールで試合を振り出しに戻し、1ー1で前半を折り返します。

迎えた後半、立て続けにゴールを奪われ4点差とされた湘南は、5分を残し鍛代選手をGKにパワープレーを開始。するとこれが功を奏し、本田真琉虎洲選手がゴールを決め、点差を縮めます。しかし、大阪は36分、堀米将太選手がゴールを決め、再びリードを広げると、そのわずか15秒後には、GKを植松晃都選手に変えた湘南から田村選手が得点を奪い、ハットトリックを達成。さらに小曽戸允哉選手が8得点目を挙げ6点差とします。終了間際にロドリゴ選手のゴールで1点を返した湘南でしたが追撃及ばず。大阪はこの2連戦で16得点の活躍を見せています。

 
8月6日(日)17:30キックオフ(町田市立総合体育館)
ペスカドーラ町田 8ー2 府中アスレティックFC

AbemaTVシリーズ 町田ラウンド最後の試合は、予想以上に点差の開いた試合となりました。ホームアリーナでの声援に後押しを受け、積極的に攻撃を仕掛ける町田は5分、室田祐希選手がこぼれ玉を押し込み先制。つづく7分には宮崎貴史選手が2得点を追加し、早くも3点をリードします。反撃を狙う府中は9分、新加入マルキーニョ選手のキックインから柴田祐輔選手がゴールし1点を返しますが、15分、20分と失点を喫し、町田にリードを広げられます。

4点を追う府中は、前日デビュー戦で活躍を見せたGK飛騨龍典選手に替え、GK山田正剛選手がピッチに。気迫のプレーでゴールを守る山田選手でしたが、セーブの際に負傷し、再びGKが飛騨選手に戻ります。その後府中は、マルキーニョ選手をGKに置きパワープレーを開始。しかし追加点は奪えず、逆に森岡薫選手、金山友紀選手、横江怜選手が得点を追加。後半終了間際に1点を返した府中でしたが、追撃及ばず、8ー2で勝利した町田が、ホームでの6クラブ共同開催を2連勝で終えています。