DUARIG Fリーグ2017/2018 第11節:府中が粘りの逆転勝利。町田が大阪に完封勝利。

DUARIG Fリーグ2017/2018は、18日(金)~20日(日)の3日間にわたり、第11節の6試合を行いました。

DUARIG Fリーグ2017/2018 第11節

8月18日(金)19:30キックオフ(墨田区総合体育館)
フウガドールすみだ 4ー2 ヴォスクオーレ仙台

すみだのボラ選手が、躍動した一戦となりました。立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛けるすみだは2分、宮崎曉選手から岡村康平選手を経由し、ボラ選手が先制点を挙げます。4分には堀内迪弥選手のゴールで同点に追いついた仙台でしたが、8分、ボラ選手がこの試合2点目となるゴールを突き刺し、すみだの1点リードで前半を折り返します。迎えた後半、フリーキックを得た仙台は、これをノエ選手が蹴り一旦はじかれますが、こぼれ球をマルロン選手が詰めて再度同点に。逆転を狙う仙台は内野脩麻選手、南本晶選手らが果敢にすみだゴールに迫りますが、ゴールを奪うことができません。追加点を挙げたのはすみだ。ボラ選手がハットトリックを達成すると、37分にも追加点。ボラ選手が1試合4得点の活躍を見せたすみだがホームで勝利を収めました。

8月18日(金)19:30キックオフ(浜松アリーナ)
アグレミーナ浜松 3ー0 バサジィ大分

新加入のフィネオ アラウージョ選手、ジョン レノン選手がデビューを飾った浜松が、ホームで完封勝利を収めました。立ち上がりから両者が積極的にゴールを狙い、拮抗した展開となった前半、試合を動かしたのは浜松でした。アラウージョ選手のコーナーキックに合わせた山桐 正護選手の先制ゴールで1点をリードします。後半も立ち上がりから追加点を狙う浜松は22分に追加点。33分にも中村友亮選手がこぼれ球を押し込み3点をリードします。まずは1点を返したい大分でしたが、失点直後に退場者を出してしまい、追撃及ばず。GKの石黒 紘久選手、FPの11名全員がピッチに立った浜松が、総力戦で勝点3を手にしました。

8月19日(土)17:00キックオフ(府中市立総合体育館)
府中アスレティックFC 5ー4 湘南ベルマーレ

上位同士の対戦は、府中市立総合体育館での最後のホームゲームとなった府中が、勝利をもぎ取りました。先制は序盤から積極的にゴールを狙っていた湘南。ロドリゴ選手がミドルシュートを突き刺します。すると負けじと府中が同点ゴール。渡邉知晃選手との連携から、柴田祐輔選手がゴールを押し込みます。16分には宮田義人選手のゴールで逆転に成功した府中でしたが、17分、ロドリゴ選手が府中GK山田正剛選手との1対1を制して同点に。2ー2で迎えた後半も、一歩も譲らず息つく暇もない攻防を見せる両者。34分にはロドリゴ選手がハットトリックを達成し、湘南が1点をリードしますが、直後に皆本晃選手をGKにパワープレーを仕掛けた府中は、渡邉選手の2得点で逆転に成功。1520名の観客が詰めかけたアリーナでの勝利に谷本俊介監督は「今日の試合は最高の思い出」、キャプテン・皆本選手は「最後のゴールが入った瞬間のあの景色は一生忘れない」と感想を述べました。

8月20日(日)14:00キックオフ(浦安市総合体育館)
バルドラール浦安 7ー2 デウソン神戸

ホームの浦安が、今季初の3連勝目を挙げました。まずは4分、中島孝選手のアシストから永島俊選手が先制点を決めると、その後も積極的にゴールを狙う浦安はさらに3点を追加し、4―0で前半を折り返します。まずは追いつきたい神戸は水田貴明選手がGKと1対1のチャンスを迎えますが決めきることができません。しかし27分、森洸選手がボールを奪い、そのままゴールを決め、3点差に追いつきます。このままペースをつかみたい神戸でしたが、追加点を挙げたのは浦安。再度4点差とされた神戸はパワープレーを開始します。これが功を奏し、松宮充義選手がゴールを決めますが、その後浦安はパワープレー返しで2点を追加。7―2で試合を終えました。

8月20日(日)14:00キックオフ(テバオーシャンアリーナ)
名古屋オーシャンズ 9ー4 エスポラーダ北海道

名古屋と北海道の対戦は、名古屋が首位の勝負強さを見せつけました。まず試合を動かしたのは北海道。開始わずか58秒で、鈴木裕太郎選手が先制ゴールを決めます。7分に西谷良介選手のゴールで同点に追いついた名古屋でしたが、直後に北海道が水上玄太選手のゴールで再度リードを奪うなど、シーソーゲームを展開します。4―3と名古屋リードで前半を折り返し、酒井遼太郎選手のゴールで同点に追いついた北海道でしたが、ここから名古屋が勝負強さを見せます。30分、西谷選手のこの試合2点目となる得点で1点をリードすると、さらに得点を重ね、試合終了間際には安藤良平選手が9得点目を決め、5点差で勝利。名古屋は1巡目を無敗で終えています。

8月20日(日)17:00キックオフ(町田市立総合体育館)
ペスカドーラ町田 4ー0 シュライカー大阪

昨季のプレーオフファイナルと同カードの対戦は、ホーム・町田が快勝しました。前半は両者チャンスを決めきれないまま5ファウルとなり、拮抗した展開が続きますが、終了間際に町田の室田祐希選手が先制し、1―0で前半を折り返します。迎えた後半、先制点を決めた室田選手のアシストで森岡薫選手がゴールしリードを広げると、2点を追う大阪は、6分以上を残し芝野創太選手をGKにパワープレーを仕掛けます。しかし、中井健介選手がゴールを決め大阪を突き放すと、GKを今井翔選手に変えて得点を狙う大阪に対し、残り6秒でGK・ピレス イゴール選手が正確なキックでのパワープレー返しを決め試合終了。町田が完封勝利を収めました。