今季初の”境川決戦”はドローに終わる。名古屋、大阪はそろって開幕3連勝【DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1第3節】
DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1は、6月29日(金)、30日(土)、7月1日(日)の3日間にわたり、第3節の6試合を行いました。
Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第3節
6月29日(金)
19:30K.O.
フウガドールすみだ 1-3 ヴォスクオーレ仙台
墨田区総合体育館
ホーム開幕戦を迎えたすみだと、開幕から2連敗でこの試合に臨んだ仙台との一戦。開始わずか48秒、カウンターを仕掛けた仙台は、こぼれ球を小野寺那央選手が押し込んで先制すると、6分には堀内迪弥選手がすみだゴール前でボールを奪ってゴールを決め、2点をリードします。2点ビハインドで後半を迎えたすみだは開始3分で中田秀人選手が左足一閃、1点差に迫りますが、その後は両者とも追加点を生まれず、試合は終盤に差し掛かります。残り4分弱でパワープレーを仕掛けたすみだに対し、仙台がパワープレー返しでリードを広げると、すみだの反撃もここまで。アウェイ・仙台が1-3で今季初勝利を挙げました。
6月30日(土)
13:30K.O.
Fリーグ選抜 1-5 バサジィ大分
アリーナ立川立飛
リーグ戦3試合目を迎えたF選抜は、笠井大輝選手が公式戦デビュー。対する大分は開幕2戦を1勝1敗でこの試合に臨みました。立ち上がりからGKマルセロ選手がハーフウェイラインを越えて起点になるなど先制点を狙いにいく大分。しかしなかなか得点を挙げられず前半も中盤に差し掛かります。すると11分、セットプレーの流れから、レイチ選手が2試合連続のゴールを決め、大分が1点をリードします。0-1で迎えた後半、初出場のF選抜・笠井選手が強烈なゴールを決め、1-1の同点としますが、ギアを上げた大分はわずか2分で勝ち越しゴールを挙げると、35分には移籍後初出場の吉田圭吾選手が追加点。GK坂桂輔選手を上げてのパワープレーを仕掛けたF選抜に対し、田村研人選手のパワープレー返しで2点を追加した大分が1-5で勝利しました。
16:00K.O.
立川・府中アスレティックFC 2-7 名古屋オーシャンズ
アリーナ立川立飛
前節のホーム開幕戦を落とした立川・府中が、昨季王者の名古屋をホームに迎えました。開始3分、ボールを奪ったマルキーニョ選手が渡邉知晃選手との連携からゴールを決め、立川・府中が1点をリードします。序盤こそ互角の戦いをしていた立川・府中でしたが、14分、ヴァルチーニョ選手の折り返しをルイジーニョ選手が突き刺すと、その30秒後にはカウンターからヴァルチーニョ選手がゴールし、名古屋が逆転に成功します。その後も攻撃の手を緩めない名古屋は前半のうちにさらに2点を追加。後半序盤にも安藤良平選手のゴールで立川・府中を突き放します。残り5分、丸山将輝選手のゴールで1点を追加した立川・府中は皆本晃選手をGKに置きパワープレーを開始。しかし、名古屋にパワープレー返しを浴び2-7で試合終了。立川・府中はホームで痛い2連敗となりました。
7月1日(日)
15:00K.O
エスポラーダ北海道 2-1 バルドラール浦安
函館アリーナ
日本女子フットサルリーグのエスポラーダ北海道イルネーヴェvs.バルドラール浦安ラス・ボニータス戦と、同日同会場で行われたこの試合。先に行われた女子リーグでラス・ボニータスが勝利し、アウェイの地で男女ともに勝利したい浦安は12分、青山竜也選手が起点となり、ディドゥダ選手がゴールを突き刺し先制します。前半どちらもシュート数は1桁台。慎重な試合運びのまま、どちらにも得点は生まれず、0-1と浦安リードで折り返します。迎えた後半、26分に今季新加入の木村優太選手が同点弾を挙げ、北海道が同点に追いつくと、その後はスコアが動かず試合も終盤に。このままドローで終わるかに見えましたが、試合終了のブザーと同時に水上玄太選手が得点を決め2-1。水上選手の3試合連続ゴールが決勝点となり、北海道がホームで連勝を挙げています。
16:00K.O.
アグレミーナ浜松 1-2 シュライカー大阪
浜松アリーナ
開幕2連敗の浜松が、2連勝中の大阪をホームに迎えました。開始直後、大阪の決定機を阻止した中村友亮選手が退場となり、ピンチに立たされた浜松。アルトゥール選手が直接フリーキックを決めた大阪が先制し、浜松が1点を追う展開となります。その後も攻め入る大阪に対し、浜松は粘りの守備を見せ、0-1で前半を折り返します。後半序盤、大阪がカウンターを仕掛けようとしたところを奪い返した浜松は、こぼれ球を山元優典選手が押し込み1-1の同点に。ホーム開幕戦で上位相手に堂々たる戦いを見せる浜松に会場は盛り上がりを見せます。しかし28分、芝野創太選手のゴールで再度リードを奪われた浜松は、パワープレーで最後までゴールを狙いますが追撃及ばずタイムアップ。大阪が開幕3連勝を挙げています。
19:00K.O.
ペスカドーラ町田 2-2 湘南ベルマーレ
町田市立総合体育館
今季初の”境川決戦”は、白熱した展開となりました。まずは序盤、開始から1分18秒でヴィニシウス選手が左足を振り抜き先制ゴールを挙げると、そのわずか14秒後、小門勇太選手が反転からこちらも左足でのシュートを決め、1-1の同点とします。その後は目まぐるしく攻守が切り替わりますが、両者ともミスが目立ち、フィニッシュまで持ち込むことができません。1-1で迎えた後半、30分に小門選手がカウンターから独走し、自らゴールを決め湘南が逆転に成功しますが、ホーム開幕戦で負けるわけにはいかない町田は、わずか1分後に森岡薫選手のゴールで同点に追いつくと、その後は両者一歩も譲らず2-2のドローで試合終了。勝点1を分け合う結果となりました。