リーグ戦再開!注目のF選抜vs仙台戦は仙台に軍配【DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第9節】

Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第9節は、17日(金)から19日(日)の3日間にわたり、全6試合を行いました。

Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第9節
8月17日(金)
アグレミーナ浜松 1-3 バサジィ大分
浜松アリーナ

 
中断期間を経て第9節最初の試合は、浜松がホームで大分を迎え撃ちました。前半9分、松浦勇武選手の折り返しに中村友亮選手が飛び込み、先制に成功した浜松は1-0で前半を折り返します。さらなる追加点を狙う浜松でしたが、26分、白方秀和選手のゴールで同点にされると、27分にはヴィトン選手のシュートが一度ポストに阻まれながらもゴールへ。大分が逆転に成功します。大分の6つ目のファウルで第2PKを得た浜松は、これを須藤慎一選手が蹴りますが、相手FPに阻まれ追いつくことができません。39分にはカウンターから失点した浜松。先制しながらもホームで勝利を挙げることができませんでした。
 
8月18日(土)
シュライカー大阪 2-4 立川・府中アスレティックFC
岸和田市総合体育館

 
今季ホーム3戦目。ここまで2試合は1分1敗と、ホーム初勝利を目指す大阪が立川府中と対戦しました。前半4分、コーナーキックを得た大阪。しかしカウンターから立川府中に先制を許してしまいます。先制点に勢いを得た立川府中は、新加入のジョー選手がピッチに立ち、チャンスを作るなど大阪ゴールに迫りますが追加点を奪うことはできません。すると13分、フリーキックを得た大阪はこれをアルトゥール選手が直接決め1-1の同点に。このまま前半を修了します。後半立ち上がり、追加点を狙う大阪は、アルトゥール選手のこの試合2点目となるゴールで逆転に成功。さらなる得点がほしい大阪でしたが、24分、渡邉知晃選手のフリーキックで試合が振り出しに戻ると、26分にはジョー選手との連携から皆本晃選手がゴールし、立川府中が再度リードを奪います。その後カウンターから追加点を挙げた立川府中は、大阪のパワープレーをしのいで2-4で勝利。大阪は今季ホーム初勝利を挙げることはできませんでした。
 
湘南ベルマーレ 5-3 フウガドールすみだ
秦野市総合体育館

 
シーズンに一度の秦野開催を迎えた湘南は、すみだと対戦しました。序盤から積極的に仕掛ける湘南。しかし、クロスバーやポストの阻まれ、決めきることができません。対するすみだもセットプレーやスピードに乗ったカウンターから攻撃を仕掛けます。試合を動かしたのは湘南。6分、流れるような連携から鍛代元気選手が先制点を挙げると、7分、9分と小門勇太選手が立て続けにゴールを決め早くも3点をリードします。苦しい展開となったすみだは、15分、カウンターから宮崎曉選手がゴールし、1点を返すと、前半はこのまま3-1で折り返します。迎えた後半23分、中田秀人選手の折り返しに栗本博生選手が合わせてすみだが1点差に迫りますが、27分には刈込真人選手のゴールで湘南が再度リードを広げ、めまぐるしく試合が動きます。その後それぞれ1点ずつを追加し、5-3で試合終了。湘南は今季初の2連勝となりました。
 
18:00K.O.
エスポラーダ北海道 0-3 ペスカドーラ町田
北海きたえーる
 
今季ホーム無敗の北海道が、町田を迎え撃ちました。しかし、試合を動かしたのはアウェイの町田。12分、中井健介選手のゴールで先制すると、この1点を守り0-1で前半を折り返します。後半も積極的に仕掛け、追加点を狙う町田は24分、クレパウジ ヴィニシウス選手のゴールでリードを広げると、33分にはダニエル サカイ選手がダメ押しの3点目を挙げ0-3。後半の町田のシュート数は12本と、決して多くはないものの、その町田の半分以下のシュート5本にとどまった北海道は得点を奪うことができずにタイムアップ。2試合連続無得点と、悔しい結果になりました。
 
8月19日(日)
Fリーグ選抜 2-3 ヴォスクオーレ仙台
武田テバオーシャンアリーナ
 
ロベルト・カルロス氏の現役復帰でも話題のF選抜が、同氏が加入し対戦する大阪ラウンドと同カードの仙台と対戦しました。序盤からペースをつかむ仙台に対し、集中した守備でゴールを割らせないF選抜。GK坂桂輔選手も好セーブを見せます。前半は両者一歩も譲らず、0-0のスコアレスドローで終了。すると迎えた後半、仙台に待望の先制点が生まれます。ボールを奪った荒牧太郎選手がGK坂選手との1対1を制し1点をリードすると、その後は拮抗した展開が続きます。諦めずにゴールを狙い続けるF選抜は35分、仁井貴仁選手のゴールで同点に追いつきますが、わずか3分足らずで仙台・関尚登選手が勝ち越しゴール。ここでタイムアウトを取ったF選抜は、新井裕生選手をGKにパワープレーを仕掛けますが、パワープレー返しを浴び点差が開きます。終了間際に伊藤圭汰選手のゴールで再度1点差に迫ったF選抜でしたが追撃及ばずタイムアップ。2-3で仙台が勝利を収めました。
 
14:00K.O.
名古屋オーシャンズ 4-1 バルドラール浦安
武田テバオーシャンアリーナ
 
両者集中した入りを見せたこの試合。均衡を破ったのはホーム・名古屋でした。14分、左サイドから仕掛けたヴァルチーニョ 選手のゴールで先制点を奪います。その後も両者チャンスを作りながらも決めきれず、前半を1-0で折り返します。すると後半、ペースをつかんだ名古屋。23分、ルイジーニョ選手のアシストから星龍太選手がゴールを決めると、26分には相手のマークを振り切ったペピータ選手がゴールし、リードを3点に広げます。その後も攻撃の手を緩めない名古屋は35分、ルイジーニョ選手がゴール。4点を追う浦安は、石田健太郎選手をGKに置きパワープレーを開始します。名古屋の守備を崩せないまま時間が経過し試合時間残り0.8秒。ディドゥダ選手の得点で一矢報いた浦安でしたが、4-1で試合終了。両チームのキャプテン、監督はともに「後半に差が出た試合」とコメントを残しました。