浦安7発快勝!上位の名古屋、町田はそろって引き分ける【DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第16節】

DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第16節は、7日(日)、8日(月・祝)の2日間にわたり、全6試合を行いました。
 

DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第16節

10月7日(日)
Fリーグ選抜 2-7 バルドラール浦安
武田テバオーシャンアリーナ

 
開始3分、加藤竜馬選手のアシストから宮崎岳選手がゴールし、浦安が先制に成功します。この1点を守った浦安が0-1で迎えた後半26分、宮崎選手のこの試合2点目となるゴールでリードを広げると、直後に新井裕生選手が1点を返し、F選抜が1点差に迫ります。しかし浦安は退場者を出し数的不利な状況になりながらも点差を広げます。F選抜は7分以上を残しながら、早い段階からパワープレーを選択。チャンスを作りながらも得点に結びつかない中、浦安がディドゥダ選手のパワープレー返しで得点と重ねると、39分には加藤選手のゴールで6点をリードします。最後まで粘り強く得点を狙ったF選抜は、試合時間残り9秒、漆原玲選手のゴールで一矢報いますがそのまま試合が終了し、浦安が5試合ぶりの勝利を挙げました。
 
エスポラーダ北海道 3-13 シュライカー大阪
道北アークス大雪アリーナ

 
大阪の得点力が爆発しました。3分、アルトゥール選手のアシストからチアゴ選手が左足でシュートを押し込むと、1分足らずで小曽戸允哉選手のゴールで2点をリードします。その後オウンゴールを誘発しリードを広げた大阪でしたが、8分に十川祐樹選手のゴールで北海道が1点を返すと大阪がチアゴ選手のゴールで再度リードを広げ、北海道が負けじと鈴木裕太郎選手のゴールで2点差に迫るなどシーソーゲームの様相を呈します。その後もコンスタントに得点を重ねた大阪が2-6と4点リードで前半を折り返すと、後半立ち上がりには加藤未渚実選手のゴールで7点目。その後も攻撃の手を緩めない大阪は35分までにリードを9点に広げます。試合時間残り1分を切り、水上玄太選手の得点で一矢報いた北海道でしたが残り13秒で芝野創太選手、残り7秒でアルトゥール選手が得点した大阪が3-13で勝利。大阪は今季1試合での最多得点をマークしています。
 
バサジィ大分 3-4 湘南ベルマーレ
大分県立総合体育館

 
上位争いに食い込む両者の対戦は接戦となりました。試合開始わずか40秒でホーム大分が田村龍太郎選手のゴールで先制すると、その後は拮抗した展開が続きます。8分に小門勇太選手が同点弾を挙げ、12分には鍛代元気選手のゴールで逆転に成功した湘南は、1-2で前半を折り返します。しかし、ホームで勝利を挙げたい大分は後半開始1分でレイチ選手が得点を挙げ、同点に追いつきます。その後、湘南・ロドリゴ選手に得点を許した大分でしたが、38分にレイチ選手のゴールで再度同点に追いつき会場の盛り上がりは最高潮。しかし、試合時間残り28秒で内村俊太選手がゴールした湘南が3-4で勝利。湘南は4連勝でホームタウン・小田原アリーナでの共同開催に臨みます。
 
名古屋オーシャンズ 3-3 フウガドールすみだ
武田テバオーシャンアリーナ

 
首位を独走する名古屋が、すみだと引き分けました。序盤から拮抗した展開を見せる両者。すみだはガリンシャ選手がFリーグデビューをはたし、ピッチ上で存在感を示します。早い段階でファウルを重ねた名古屋に対し、すみだは先制点のチャンスを作りますが、ゴールを割ることができません。均衡を破ったのは名古屋。14分、ヴァルチーニョ選手が個人技からゴールし1点をリードします。すると16分、ガリンシャ選手が攻撃に絡み、オウンゴールを誘発。すみだが同点に追いつきます。開幕からここまで負けなしの名古屋はホームの意地を見せ、1点を追加し2-1で前半を折り返すと27分にはオウンゴールで追加点を挙げ、リードを広げます。しかし反撃に出るすみだは31分、36分と中田秀人選手がゴールを挙げ、同点に追いつくと、名古屋の6つ目のファウルで第2PKを獲得。逆転のチャンスを得たすみだでしたが、大薗諒選手のシュートを名古屋GK篠田龍馬選手が止め、3-3で試合終了。名古屋が辛くも引き分けに持ち込んだ一戦となりました。
 
10月8日(月・祝)
ヴォスクオーレ仙台 2-2 ペスカドーラ町田
ゼビオアリーナ仙台

 
仙台がホームの意地を見せました。まず試合を動かしたのはアウェイの町田。7分、森岡薫選手のゴールで先制に成功すると、15分にはセットプレーからアウグスト選手がゴールし、0-2で前半を折り返します。まずは1点がほしい仙台は後半立ち上がりから積極的に攻めますが、得点を挙げることができません。試合終盤、マルロン選手をGKにパワープレーを開始した仙台は、35分、共同開催 大阪ラウンドでFリーグデビューをはたしたアランギタヒ選手が、マイナスのパスを押し込み1点差に迫ります。ホームの声援に後押しを受け、勢いの止まらない仙台は、荒牧太郎選手のアシストからアランギタヒ選手がゴールし同点に。2点差を追いつかれた町田は、滝田学選手をGKにパワープレーを開始しますが勝ち越すことができず2-2で試合終了。Fリーグ初ゴールを挙げたアランギタヒ選手の活躍で、仙台が勝点1を獲得しています。
 
立川・府中アスレティックFC 3-0 アグレミーナ浜松
アリーナ立川立飛

 
序盤から積極的に仕掛ける両者。13分、渡邉知晃選手のフリーキックを浜松GK石黒紘久選手がはじいたところ、完山徹一選手が押し込んで立川・府中が先制に成功します。1点を追う浜松も流れの中やセットプレーからチャンスを作りますが、追いつくことができずに前半を1-0で折り返します。迎えた後半立ち上がり、フリーキックを獲得した立川・府中は、渡邉選手から皆本晃選手がゴールを突き刺すと、退場者を出した浜松に対し数的優位をいかした攻撃から皆本選手がゴールし3点差に。GK石黒選手を前線に上げた攻撃を仕掛けるなどまずは1点がほしい浜松でしたが、得点を挙げることができず6分以上を残して中村友亮選手をGKにパワープレーを開始。選手を交代しながら最後までゴールを狙い続けた浜松でしたが、得点を奪うことができずにタイムアップ。立川・府中が5連勝を挙げています。