残り1秒の勝ち越し弾、立川・府中が劇的勝利!大分はパワープレーから怒涛のゴールで大阪とドロー【DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第23節 共同開催 浜松/名古屋ラウンド】

DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第23節は、11月23日(金・祝)に浜松アリーナ、武田テバオーシャンアリーナにて共同開催 浜松/名古屋ラウンドの全6試合を行いました。
 

<DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第23節>

 
11月23日(金・祝)
浜松アリーナ
アグレミーナ浜松 2-8 湘南ベルマーレ

 
ホームでの共同開催を迎えた浜松。2巡目を終え、わずか2勝と勝利から遠ざかっている浜松は、10試合ぶりの勝利を目指し、湘南と対戦しました。試合序盤、湘南がオウンゴールで先制すると、4分には鷲北一輝選手がこぼれ球を押し込み、浜松が同点に追いつきます。しかし、前半も中盤を過ぎると、湘南がロドリゴ選手のフリーキックからオウンゴールを誘発。その後もコンスタントに得点を重ね、前半を1-5と湘南リードで折り返します。迎えた後半、立ち上がりに鷲北選手が追加点を挙げ、浜松が反撃を開始するかに見えましたが、湘南の勢いは止まらず、直後に刈込真人選手のゴールで再度4点差とすると、36分、後半から出場したGK上原拓也選手のロングフィードを小門勇太選手が頭で合わせて7点目。38分にはセットプレーから得点し、2-8で湘南が大勝しました。
 
フウガドールすみだ 2-4 バルドラール浦安
 
関東勢同士の対戦となりました。まず試合を動かしたのはすみだ。3分、岡村康平選手との連携から宮崎曉選手が先制し、すみだが1点をリードします。しかし、わずか30秒ほどでコーナーキックを得た浦安は、これを長坂拓海選手が合わせて同点に。12分にはまたもセットプレーから長坂選手が追加点を挙げ逆転に成功します。その後もカウンターから2得点を挙げた浦安に対し、すみだは19分、ボラ選手のシュートのこぼれ球を栗本博生選手が押し込み、2-4で前半を折り返します。迎えた後半、まずは追いつきたいすみだは積極的に攻撃を仕掛けますが、GK藤原潤選手の好セーブにも阻まれ、決めきることができません。パワープレーを仕掛けたすみだに対し、しっかり守り切った浦安が、2-4で2連勝を挙げました。
 
ペスカドーラ町田 1-2 立川・府中アスレティックFC
 
浜松アリーナでの東京ダービー。上位同士の対決とあり、どちらにとっても勝たなくてはならない一戦は、序盤から激しい攻防が繰り広げられました。先制したのは町田。8分、アウグスト選手のアシストから室田祐希選手が突き刺し、1点をリードします。1点を追う立川・府中も幾度となくチャンスを作りますが、ポストに嫌われ、ゴールを割ることができません。1-0と町田リードで迎えた後半、31分に渡邉知晃選手のゴールで同点に追いついた立川・府中。1-1のまま試合は終盤を迎え、町田は勝利を目指しパワープレーを選択します。しかし、残り1.1秒、ファウルで退場者を出した町田は6つ目のファウルで立川・府中第2PKを献上。これをここまで再三チャンスを作ってきたジョー選手が決め、逆転に成功します。1-2で立川・府中が劇的勝利を挙げました。
 
武田テバオーシャンアリーナ
Fリーグ選抜 5-1 エスポラーダ北海道

 
今季3度目の対戦は、序盤からF選抜がペースをつかみます。まずは北海道が所属元の小幡貴一選手が先制点を決め、1点をリードすると、9分には新井裕生選手のゴールで追加点。18分には齋藤日向選手がFリーグ選抜加入後初ゴールとなる得点を挙げ、3-0で前半を折り返します。後半もペースをつかむF選抜は、28分、笠井大輝選手のゴールで点差を広げます。4点を追う北海道は、田辺陸選手をGKに置きパワープレーを開始。この流れから小島翼選手が得点し、4-1としますが、38分にはF選抜・瀧澤太将選手にパワープレー返しを浴び失点。このまま試合は終了し、5-1でF選抜が勝利を挙げました。
 
名古屋オーシャンズ 5-0 ヴォスクオーレ仙台
 
ホームでの共同開催を迎えた名古屋が、その強さを見せつけました。序盤から終始ペースを握る名古屋は、12分、ヴァルチーニョ選手が先制点を挙げると、そのわずか40秒後にはルイジーニョ選手が追加点を挙げ、瞬く間に2点をリードします。即座にタイムアウトを取った仙台は、マルロン選手をGKにパワープレーを開始。しかし、得点には結びつきません。2-0と名古屋リードで迎えた後半、23分にはヴァルチーニョ選手がパスカットからこの試合2点目となる追加点を挙げると、26分には星翔太選手のアシストから平田ネトアントニオマサノリ選手がゴールし、点差が開きます。後半を半分残し、再度パワープレーを仕掛けた仙台でしたが、ゴールネットを揺らすことができず、ヴァルチーニョ選手のパワープレー返しで失点。ヴァルチーニョ選手がハットトリックの活躍を見せた名古屋が、初日を完封勝利で終えています。
 
シュライカー大阪 5-5 バサジィ大分
 
名古屋ラウンド初日の最終試合は、波乱の展開となりました。まずは4分、田村友貴選手のゴールで大阪が先制に成功すると、7分には大分・森村孝志選手が同点ゴールを決め、試合を振り出しに戻します。1-1で迎えた後半、28分に相井忍選手が勝ち越し点を挙げた大阪は、直後に田村(友)選手との連携からアルトゥール選手が追加点を挙げ、大分を突き放します。35分、36分と芝野創太選手がゴールし、5-1とした大阪でしたが、ここから大分の反撃が始まります。白方秀和選手をGKに置き、パワープレーを仕掛けた大分は、39分、田村龍太郎選手がゴールし勢いを得ると、残り49秒で再び田村(龍)選手、その13秒後には今月加入したばかりの山田ラファエルユウゴ選手がゴールし1点差に迫ります。この1点を守り切りたい大阪でしたが、試合終了間際に仁部屋和弘選手が同点弾を叩き込み、5-5の同点に。このまま試合が終了し、大分が劇的な同点劇を見せました。