終了間際の同点弾!名古屋が立川・府中と分け、今季リーグ戦無敗を継続【DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第24節 共同開催 浜松/名古屋ラウンド】

DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第24節は、11月24日(土)に浜松アリーナ、武田テバオーシャンアリーナにて全6試合を行いました。

<DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 第24節>

11月24日(土)
浜松アリーナ
エスポラーダ北海道 1-1 バルドラール浦安

 
前日の試合でFリーグ選抜に敗戦した北海道と、この共同開催で2連勝を狙う浦安が対戦しました。序盤から積極的にゴールを狙う浦安。しかし得点を奪うことができず、前半も終盤に差し掛かります。このままドローで折り返すかに見えた残り6秒、浦安はキャプテン・加藤竜馬選手のゴールで待望の先制。0-1と浦安リードで前半を終了します。1点を追う北海道は、後半開始直後、キックインの流れから水上玄太選手が押し込み1-1。試合を振り出しに戻ります。その後も積極的にシュートを放ち、前後半を通して北海道の倍以上のシュート数を記録した浦安でしたが、追加点を奪うことはできずに試合終了。勝点1を分ける結果となりました。
 
アグレミーナ浜松 2-5 シュライカー大阪
 
前日の試合で湘南ベルマーレに2-8と大敗した浜松。ホームでの共同開催で、何としても勝点を挙げるべく大阪との対戦に臨みました。まず試合を動かしたのは大阪。堀米将太選手のアシストから田村友貴選手がシュートを突き刺し先制に成功すると、つづく9分には加藤未渚実選手が右サイドから放ったシュートが、浜松GK岡島工選手の手をはじきゴールネットを揺らします。しかし、1400名を越える観客を前に意地を見せる浜松は16分、山元優典選手のアシストから松浦勇武選手がゴールし1点を返します。このまま追い上げたい浜松に対し、前半終了間際に田村選手が追加点を挙げた大阪が2点をリード。1-3で迎えた後半、24分に野嶋倫選手のゴールで浜松が1点差に追いつきます。しかし、35分、38分と田村選手が追加点を挙げ1試合4得点の活躍を見せた大阪が、2-5で浜松を下し共同開催2連戦を終えました。
 
ペスカドーラ町田 2-2 湘南ベルマーレ
 
今季3度目となる”境川決戦”は、戦前の予想以上の激戦となりました。まずは8分、町田のダニエル サカイ選手がシュートを突き刺すと、その2分後にはセットプレーから湘南の本田真琉虎洲選手が同点ゴールを決め、試合を振り出しに戻します。その後も両者一歩も譲らず、1-1で迎えた後半、25分にロドリゴ選手のゴールで湘南が逆転に成功。この1点のリードを湘南が守り、試合は終盤を迎えます。1点を追う町田は森谷優太選手をGKに置き、パワープレーを開始します。しかし得点を奪えないまま時間が経過し、このまま試合が終わるかに思えた終了間際、アウグスト選手がゴールを突き刺し2-2の同点に。町田が粘りを見せ、勝点1を分ける結果となりました。
 
武田テバオーシャンアリーナ
Fリーグ選抜 3-7 バサジィ大分

 
共同開催2連勝を狙うF選抜が、前日の試合で4点差を追いつく粘りを見せた大分と対戦しました。7分、セットプレーからヴィトン選手がゴールし大分が先制すると、9分に吉田圭吾選手、13分には仁部屋和弘選手が追加点を挙げ、早くも3点をリードします。焦りの見えるF選抜はミスが増えますが、16分、三笠貴史選手がフリーキックの流れから得点し、1点を返すとこれに勢いを得て攻勢を強めます。しかし得点を奪うことができず、1-3で前半を折り返すと、後半も大分の勢いは止まらず、さらに2点を追加。4点を追うF選抜は水谷颯真選手をGKに置きパワープレーを開始すると、これが功を奏し瀧澤太将選手のゴールで3点差に迫ります。しかしパワープレー返しを浴び再び4点差とされるなど追撃及ばず、3-7で大分が勝利を収めました。
 
フウガドールすみだ 3-4 ヴォスクオーレ仙台
 
共同開催初日に勝点を落とした両者の戦いは、最後まで目の離せない展開となりました。まず試合を動かしたのはすみだ。3分、カウンターの流れからガリンシャ選手がゴールし先制すると、11分には大薗諒選手がゴール前の混戦からゴールを決め2点をリードします。2-0で迎えた後半、オウンゴールを誘発したすみだがリードを広げ3-0。しかし、パワープレーを開始した仙台がここから猛反撃を開始します。29分に関尚登選手、32分にはキャプテン・荒牧太郎選手がゴールし1点差に迫ると、34分にはすみだのオウンゴールで同点に。その1分後にはカウンターからマルロン選手がゴールした仙台が、このリードを守り、3点差を覆す逆転勝利を収めました。
 
名古屋オーシャンズ 3-3 立川・府中アスレティックFC
 
名古屋ラウンド最後の試合も、劇的な展開が待ち受けていました。前日に完封勝利を収めたここまで無敗の名古屋と、終了間際に勝利を決め、浜松から移動した立川・府中の試合は、序盤から激しい攻防が繰り広げられました。7分、こぼれ球をルイジーニョ選手が押し込み先制すると、立川・府中もコーナーキックの流れからオウンゴールを誘発し、試合を振り出しに戻します。1-1で迎えた後半、開始わずか56秒でマルキーニョ選手がゴールし立川・府中が逆転すると、追いつく名古屋、勝ち越す立川・府中と目まぐるしくスコアが動きます。立川・府中の1点リードで迎えた試合終盤、パワープレーを開始した名古屋は39分、ルイジーニョ選手のゴールで同点に追いつき、試合終了。3-3で勝点1を分け、名古屋は今季リーグ戦無敗を守り切りました。