【日本代表】2018年最後のトレーニングキャンプを終える

フットサル日本代表は、12月17日(月)~19日(水)の3日間、ウイングアリーナ刈谷(刈谷市・愛知)でフットサル日本代表候補トレーニングキャンプを行いました。トレーニングを終えたFリーグ所属各選手のコメントを紹介いたします。

森岡 薫選手(ペスカドーラ町田)
「けがで2カ月以上ぶりの合宿参加だったので、この強度に対しては初日より2日目、2日目より3日目、とコンディションが上がっていきました。新しいメンバーも入りましたが、トレーニングの内容自体は以前から変わっているわけではないので、きちんと復習をしてリズムを取り戻せたかな、と感じています。リーグ戦に関しては、自力でのプレーオフ出場はないということはチームメートも分かっていますし、厳しい試合が続いています。2018年最後の試合の名古屋オーシャンズ戦(台風延期分・第15節)を落としてしまうとほぼプレーオフ出場はないというような試合なので、そういった負けられない試合が続く中で、勝ち切れない試合が続いた反省点を生かして逃げ切れるかがひとつのポイントになると思います。けが人もいますし、今シーズンはフルメンバーで戦えたことのほうが少ないのでそこは残念な部分ではありますが、(プレーオフ出場の)可能性がある限りやり続けないといけないですし、それを楽しみにしてくれているファンの方々もたくさんいると思います。なので、やるだけです。」

皆本 晃選手(立川・府中アスレティックFC)
「今年1年間積み重ねてきて、2018年最後の活動ということで、特に何があるというわけではありませんが、みんなが「しっかりいい終わり方をしよう」という気持ちで、集中していつも通りにできたと思います。立川・府中は今のところ、プレーオフ出場圏内にはいますが、まだいくらでもひっくり返される可能性があります。僕たちはリーグ戦2位を狙っていきたいと思っているので、そこに向けて一戦一戦を大切に。シーズン終盤は、シビアな試合が増えてきます。今シーズンは特に(F2リーグとの)入替戦もあり、どのチームもシビアな、1点の重みが大きな試合が続いていくと思います。そういうところをしっかり、ありがちな表現ですが、1試合1試合を決勝戦のような気持ちで戦うしかないと思っています。そういったシビアな、ヒリヒリした試合ができるということは、選手として幸せなことだと感じています。プレッシャーも強く感じていますが、楽しんでいきたいな、と思います。」

加藤 未渚実選手(シュライカー大阪)
「今回のトレーニングキャンプは前回とメンバーが変わって、一緒に海外遠征に行ったメンバーや、(負傷で招集されていなかった)森岡選手とトレーニングができました。僕の母校の卒業生が刈谷市役所に多くいるそうで、OBの方々が僕のことを知ってくれていて、とても嬉しかったです。見学にも来てくれていたそうで、まさかここまで歓迎してくれているというのは予想していませんでした。リーグ戦では、ここまで同点に追いつかれたり逆転されたり、勝ち切れない試合が数多くありました。そういったディフェンスの部分や、追加点を奪えないというところには課題を感じています。練習中の、相手を想定したパワープレーのディフェンスや、セット同士のディフェンスのやり方に曖昧な部分もあるのでもう少し細かいところまで詰めて統一していくべきだと思っています。個人的には、そういった拮抗する相手に対しても得点することはできているので、2月のプレーオフに向けてピークを持っていけたらいいな、と思います。」

伊藤 圭汰選手(Fリーグ選抜)
「高い強度の中で3日間トレーニングをして、判断の速さだったり、サポートの質だったり、色々な部分で自分はまだまだ足りないな、と感じました。悔しい気持ちもありますが、それを次に生かしていかなくてはいけないので、毎日の練習から意識をしてやっていこうと思いました。F選抜自体も勝てない試合が続いていますし、自分が得点をして勝つ試合が全然ないので、リーグ戦では自分が決めて勝つ試合を増やしていきたいと思います。3巡目は順位やプレーオフ出場争いもあり、1巡目、2巡目よりも相手の本気度がより伝わってきますが、その中で自分たちは勝たないといけないと思います。自分たちの成長のためにはもっと意識をして勝てるチームにならないといけないので、色々なことを伝え、練習の強度も上げ、それぞれが結果を出し合いながらひとつになって勝てるようにがんばりたいです。」