残り9秒の同点弾!F選抜・新井選手が土壇場でドローに持ち込む【DUARIG Fリーグ2018/2019 第32節・第33節 駒沢セントラル】

DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1は、10日(日)、第32節・第33節の4試合を行いました。
 

バサジィ大分 2-2 バルドラール浦安

今季は第4節で3-3のドロー、第21節で2-2のドローと2度とも引き分けた両者は、決着をつけるべく、この試合に臨みました。序盤からチャンスを作りながら、どちらも決めきれず、0-0で迎えた後半、試合を動かしたのは大分。今季開幕前にF2リーグ・ポルセイド浜田から移籍加入した吉田圭吾選手のゴールで先制に成功します。まずは追いつきたい浦安は、自陣でのキックインの流れからゴール前右手でロングボールを受けた青山竜也選手が同点ゴール。しかし直後に森村孝志選手のアシストから森洸選手がゴールを流し込み再度大分が1点をリードします。このリードを守りたい大分でしたが、33分、キックインに合わせた野村啓介選手のゴールで浦安が再度同点とすると、その後は両者一歩も譲らず2-2で試合終了。今季3度の対戦はすべて、勝点1を分ける結果となりました。

Fリーグ選抜 1-1 アグレミーナ浜松

前日にエスポラーダ北海道が敗戦したことにより、最下位決定を免れた浜松。この試合に勝利し、駒沢セントラル最終日まで最下位脱出の可能性を残したい浜松にとって、絶対に勝たなくてはならない一戦でした。序盤から拮抗した展開の中、先制点を挙げたのはその浜松。田中智基選手の短く出したフリーキックを前鈍内マティアス エルナン選手が左に送り、中村友亮選手がゴールネットを揺らします。0-1で迎えた後半、1点を追うF選抜は幾度もチャンスを作りますが決めきれず、試合は終盤を迎えます。1分強を残して水谷颯真選手をGKにパワープレーを仕掛けたF選抜でしたが、ここでも得点を奪えず刻々と試合終了が近づきます。すると試合時間残り9秒、水谷選手のパスに合わせた新井裕生選手がゴールを決め、1-1の同点に。このまま試合が終了し、浜松の今季リーグ戦最下位、入替戦出場が決定しました。

フウガドールすみだ 3-4 立川・府中アスレティックFC

東京・駒沢で行われた”東京ダービー”。既にリーグ戦3位が確定している立川・府中は13分、ジョー選手のパスを受けた皆本晃選手が中央に切り込み左足で先制弾を挙げます。つづく17分には酒井遼太郎選手のキックインに渡邉知晃選手が合わせて追加点。0-2で前半を折り返します。2点を追うすみだは後半開始わずか50秒、ゴール前のこぼれ球を宮崎曉選手が押し込み1-2。しかし立川・府中は23分にジョー選手、29分にはオウンゴールを誘発し、すみだを突き放します。33分には下部組織出身の畠山勇気選手がFリーグ初ゴールを挙げ、35分にも追加点を挙げたすみだでしたが、追撃及ばずタイムアップ。立川・府中がリーグ最終戦を勝利で飾り、翌週に控えるプレーオフ準決勝に弾みをつける結果となりました。

名古屋オーシャンズ 4-1 シュライカー大阪

奇しくもリーグ戦1位と2位の上位対決となったこの一戦。名古屋がその強さを見せつける結果となりました。まずは15分、八木聖人選手のゴールで名古屋が先制に成功します。すると18分、大阪は相井忍選手の放ったシュートが名古屋の選手に当たりゴールへ。試合は振り出しに戻ります。1-1で迎えた後半、拮抗した展開がつづくかと思われましたが、24分、ペピータ選手が相手の守備も跳ね飛ばすスピードと強さを兼ね備えたドリブルから勝ち越しゴールを決めると、35分にはこの日が誕生日のルイジーニョ選手がバースデーゴールを挙げ、3-1と大阪を突き放します。5分を残し、加藤未渚実選手をGKに置きパワープレーを開始した大阪でしたが、追加点を奪うことができず、名古屋GK関口優志選手にパワープレー返しを浴び点差が開きます。このまま試合は終了し、4-1で名古屋が勝利。名古屋は2018/2019シーズンのリーグ戦33試合を28勝5分と無敗で終え、2012/2013シーズンにつづく2度目の無敗優勝に向け、再来週のプレーオフ決勝に臨みます。
 
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