DUARIG Ｆリーグ2018/2019 ディビジョン１は、10日(日)、第32節・第33節の4試合を行いました。
 

バサジィ大分 4-4 エスポラーダ北海道

リーグ最南端の大分と、最北端の北海道の対戦は、拮抗した展開となりました。開始2分、セットプレーの流れから、水上玄太選手が押し込み、北海道が先制すると、4分には中央に切り込んだ大分・レイチ選手がゴールし、試合を振り出しに戻します。その後も両者得点を重ね、3-2と大分リードで迎えた後半、仁部屋和弘選手のアシストからヴィトン選手がゴールし、大分が北海道を突き放します。2点を追う北海道は36分、宮原勇哉選手のパスを内田洸介選手が押し込み1点差に迫ると、終了間際にはパワープレーから宮原選手がゴールし4対4の同点に。シュート数では北海道の倍以上と圧倒した大分でしたが、北海道の粘りに勝点1を分ける結果となりました。

アグレミーナ浜松 2-7 バルドラール浦安

前日、リーグ戦最下位最下位、入替戦の出場が決まった浜松。入替戦に向けて、勝利で弾みをつけたい一戦でしたが、試合を動かしたのは浦安でした。3分、加藤竜馬選手のゴールで先制すると、浜松・鷲北一輝選手のゴールで同点とされますが、直後にディドゥダ選手のゴールで勝ち越します。その後もコンスタントに得点を挙げ、前半だけで6得点。2-6で迎えた後半も、追加点こそ生まれないもののペースを握る浦安は、試合終盤に野村啓介選手のだめ押しのゴールで2-7と快勝。キャプテン・加藤選手の4ゴールの活躍で、リーグ最終戦を締めくくりました。

湘南ベルマーレ 1-0 ヴォスクオーレ仙台

4位でリーグ戦を終えたい湘南と、8位でのフィニッシュを狙う仙台の対戦は、立ち上がりの1点が勝敗を決しました。開始わずか20秒、キックインを得た湘南はこの流れからゴール前左手で内村俊太選手が流し込み、先制に成功します。まずは追いつきたい仙台は、今季リーグ戦で日本人選手トップの25得点を挙げている堀内迪弥選手を中心に幾度となく湘南ゴールを脅かしますが、GKフィウーザ選手の好セーブに阻まれ、決めきることができません。後半も両者に追加点は生まれず1-0で試合終了。1点を守り切った湘南が勝利を収めました。

Ｆリーグ選抜 4-0 ペスカドーラ町田

前日の試合で終了間際に追いつく粘りを見せたＦ選抜と、セントラル初日にシュライカー大阪と引き分けた町田が対戦しました。この2連戦で1勝を挙げて終わりたい両者。町田は今季2度の対戦で一度Ｆ選抜に敗戦を喫しており、勝利がほしい一戦でした。しかしリズムよく試合に入ったＦ選抜は3分、三笠貴史選手のゴールで先制すると、前半終了間際に第2PKを獲得。これを三笠選手が危なげなく決め、2-0で前半を折り返します。迎えた後半も小幡貴一選手のヘッドで追加点を挙げると、パワープレーで得点を狙う町田に対し、新井裕生選手がパワープレー返しを決め4-0。40本のシュートを放った町田でしたが、Ｆ選抜GK坂桂輔選手の集中したセービングの前に、無得点での敗戦となりました。
 
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