プレーオフ決勝初戦、大阪が3対2で名古屋を下す!【DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 プレーオフ決勝 第1戦】

23日(土)、武田テバオーシャンアリーナ(愛知県名古屋市)にてDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1 プレーオフ決勝 第1戦「名古屋オーシャンズ vs. シュライカー大阪」を開催しました。
 
プレーオフ準決勝の初戦を11-4で勝利し、圧倒的なアドバンテージを持って臨んだ第2戦では敗れはしたものの、得失点差で決勝に駒を進めた大阪。その大阪を待ち受けていたのは、今シーズンのリーグ戦33試合を無敗で終え、第33節では大阪に4ー1と圧勝した名古屋でした。
 
両者集中し試合に入ると、序盤は拮抗した展開が続きます。13分、フリーキックを得た大阪は、この流れから加藤未渚実選手のゴールで先制に成功。16分にはカウンターから堀米将太選手が自らゴールを決め、2点をリードします。6つ目のファウルで第2PKを献上した大阪でしたが、名古屋はこのチャンスを生かすことができず、0-2で前半を折り返します。
 
2点を追う名古屋は27分、西谷良介選手のコーナーキックに安藤良平選手がダイレクトで合わせ、1点差に迫ります。しかし、わずか1分後にチアゴ選手と加藤選手の連携から、最後は小曽戸允哉選手がゴールし、再度2点差に。30分、ペピータ選手のゴールで1点差に迫った名古屋は、更なる追加点を狙い猛攻を仕掛けますが、GK檜山昇吾選手の好セーブに阻まれ、決めきることができません。後半も第2PKを得た名古屋でしたが、ペピータ選手の第2PKを檜山選手が止め、最後までゴールを割らせなかった大阪が2-3で勝利。名古屋は今シーズン初めての敗戦となりました。
 
◆試合後コメント
比嘉リカルド監督(シュライカー大阪)
「タフな試合になりました。リードをして長い時間守ることになり、本当に辛かったです。その中でも乗り切った今日の勝利は、すごく大事だと思っています。決勝というのは、いい試合をするのではなく勝つために戦うものだと思っています。明日のために戦い方を考えないといけないですが、今日勝ち切ったのは選手が守ってくれたからだと思います。本当に感謝しています」
 
小曽戸允哉選手(シュライカー大阪)
「監督も話してたように、すごく苦しい試合でした。ただ、まだ40分が終わっただけなので、明日の40分に向けて、またしっかりといい準備をしていきたいと思います」
 
ペドロ コスタ監督(名古屋オーシャンズ)
「まず、フットサルの試合としては、素晴らしい試合であったのは確かです。本当に”決勝の舞台”という試合でした。強度やアグレッシブさ、選手の激しいぶつかり合い、レフェリーもはっきりとしたジャッジをしてくれました。ゲーム戦略に関しては、私たちはアグレッシブに先手を取る戦い方、大阪は逆にミスを探ってカウンター狙いという、2つの違う展開のゲームであったと思います。彼らが先に点を取ったことで、より守備を固めてカウンターを狙うという戦い方を有利にさせてしまいました。その中でも名古屋の選手は強い精神で最後まで戦ったので、それは明日にプラスで持ち越せると思います。うまくいかなかった時でもチームとしてテンションを高く持ちながら、冷静に戦えたゲームでした。このゲームの統計はまだ取っていないですが、イメージでは名古屋の方が良かったのではないか、先手を取って主導権を握っていた、という印象はあります。しかし、違う戦略を持った大阪が成功したゲームでした。フットサルは最終的に枠にボールを入れなければ、やはり今日みたいに負けてしまうので、そういう意味では彼らはほぼ完璧なゲームができて、私たちは最終的なチャンスをものにできませんでした。プランどおりにいかなかったところはあったと思っています。ですが、すべての状況を考えても内容は悪くなかったので、今日の良くなかった点をこの短い時間で見直したいです。基本的にはフィニッシュのところで、もうちょっと力を抜いて、最後にかける人数を増やして、ゴールを狙えるチャンスをより大きくするところです。私たちはレギュレーションを考えた上でも不利な状況ではありますが、明日の試合を勝てばいいゲームなので、いつも通りにやっていけばチームとしてプレッシャーや焦ることはないと思います」
 
星龍太選手
「カウンターを狙ってくるチームに対して、あれだけチャンスを作っても決められないと、こういう流れになるというのはどの試合を見てもそうです。それでもチャンスを多く作って、相手に先制されても耐えられた、崩れなかったところは僕たちが今シーズン積み重ねたものがしっかり出たのかな、と。今までだったら多分、もっと前掛かりになって裏を取られていたかもしれないですが、耐えられているのかな、と思います。監督の言ったとおり、2試合を通しての勝利、優勝を目指しているので、やることは変わらずに明日も続けていけば結果が出せるのではと思います」
 
プレーオフ決勝 第2戦は、2月24日(日)18:00から行われます。
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