2試合がPK戦にもつれ込む大接戦! ベスト4進出チームが出そろう【Fリーグオーシャンカップ2019】

本日、Fリーグオーシャンカップ2019 3回戦の4試合を行いました。
 
名古屋オーシャンズ 12-1 デウソン神戸
2回戦で18得点を挙げ、力の差を見せつけた名古屋。3分、ペピータ選手に先制点を許した神戸でしたが、粘り強く名古屋の攻撃を跳ね返します。しかし、徐々に名古屋に圧倒され、15分にはヴァルチーニョ選手にゴールを許します。直後に2回戦で4得点を挙げる活躍を見せた藤川朋樹選手が1点を返しますが、その後も名古屋の勢いは止まらず、6対1で前半を折り返します。後半も試合をし続ける名古屋は、神戸に付け入る隙を与えず12対1で圧勝。2戦連続で2桁得点をマークした名古屋が、本拠地・武田テバオーシャンアリーナでの準決勝に駒を進めました。
 
ペスカドーラ町田 1-1(PK7-6) シュライカー大阪
戦前の予想通りの激戦となりました。ベンチ入り12選手の町田と11選手の大阪は、少ない人数ながら激しくぶつかり合い、両者一歩も譲らずスコアレスで前半を終了します。後半開始3分、森岡薫選手が一瞬の隙も見逃さずシュートを突き刺し、町田が先制に成功。その後も町田がその1点を守り、試合が進みます。1点を追う大阪は加藤未渚実選手をGKに置きパワープレーを開始。するとこれが功を奏し、残り44秒で大阪が同点に成功。PK戦でも両者一歩も譲らず、6人目までを互いに成功させると、つづく7人目から9人目は両者ともにゴールを割ることができません。10人目のPKを成功させた町田に対し、大阪がこれを外して7対6。激戦を制した町田が2大会連続で準決勝進出を果たしました。
 
立川・府中アスレティックFC 6-3 バサジィ大分
立川・府中のジョー選手が存在感を発揮しました。11分、森洸選手のゴールで先制に成功した大分は、追いつかれては突き放し、2対3と1点リードで前半を終了します。しかし、迎えた後半、22分にジョー選手が同点ゴールを挙げると、27分にはジョー選手のハットトリックで逆転に成功。白方秀和選手がGKに置いたパワープレーをしのいだ立川・府中が6対3で勝利し、優勝を収めた2015年大会以来の準決勝進出を果たしました。
 
アグレミーナ浜松 1-1(PK3-4) 湘南ベルマーレ
町田vs大阪につづく接戦が繰り広げられました。試合を動かしたのはディビジョン2から再出発を誓う浜松。前半わずか4本のシュート数ながら、18分に新加入の中村章選手が先制点を挙げます。1対0で迎えた後半、湘南の攻撃を粘り強く跳ね返す浜松に対し、退場者を出した湘南は窮地に追い込まれます。しかし、残り57秒、ロドリゴ選手との連携から本田真琉虎洲選手が同点ゴール。40分間で決着がつかず勝敗はPK戦に委ねられます。それぞれが3本ずつを成功させると4人目のキッカーがPKを決めた湘南に対し、浜松が失敗し、PK戦を制した湘南が2大会ぶりに準決勝へ駒を進めました。
 
準決勝進出4チームが出そろい、組合せ抽選を行った結果、5月18日(土)の対戦カードは以下のとおり決定しました。
 
<Fリーグオーシャンカップ 準決勝>
5月18日(土)/武田テバオーシャンアリーナ
 
16:00キックオフ
ペスカドーラ町田 vs 名古屋オーシャンズ
 
18:15キックオフ
立川・府中アスレティックFC vs 湘南ベルマーレ
 
日程・詳細はこちらから 
決勝ラウンド(5月18日、19日)チケット販売中! http://www.fleague.jp/leaguecup/ticket.html