立川・府中、ブザービーターで湘南を下す!町田は長野に7-0で大勝【Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第16節 共同開催 町田ラウンド/小田原ラウンド】

9月7日(土)、8日(日)の2日間で行われたFリーグ2019/2020 ディビジョン1 第16節・第17節 共同開催 町田ラウンド/小田原ラウンドは、7日(土)に初日の6試合を終えました。
 

【Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第16節】

 
バルドラール浦安 1-6 名古屋オーシャンズ
4試合勝利から遠ざかっている浦安が、暫定首位の名古屋と対戦しました。開始わずか43秒、ペピータ選手のゴールで先制し勢いを得た名古屋は、2分にラファ選手、4分には橋本優也選手のゴールで一気に3点をリードします。出鼻をくじかれた浦安はここでタイムアウトを取り、リズムを立て直そうとしますが、タイムアウト明けの5分、名古屋にフリーキックを献上。ペピータ選手のフリーキックからヴァルチーニョ選手が押し込み名古屋がリードを広げます。前半終了間際にも名古屋が得点し、5点を追う苦しい展開となった浦安は、後半立ち上がりからパワープレーを開始。この流れから24分、レナチーニョ選手の加入後初ゴールで1点を返しますが、30分にはセットプレーからペピータ選手に得点を許し1対6。このまま試合が終了し、名古屋が快勝を収めました。
 
フウガドールすみだ 5-2 ヴォスクオーレ仙台
第14節で名古屋オーシャンズ、第15節でバサジィ大分と上位陣と対戦し、2連敗を喫したすみだが、前節シュライカー大阪を下した仙台と対戦しました。序盤から積極的に攻撃を仕掛けるすみだに対し、集中した守備を見せる仙台でしたが、10分、波状攻撃からゴール前右手に詰めた宮崎曉選手がボールを押し込み先制に成功すると、16分には田口元気選手のゴールで追加点。すみだが2点をリードします。2対0で迎えた後半25分、キックインから田口選手がこの試合2点目となるゴールを決めると、後半中盤にはわずか7秒で2点を追加。仙台を突き放します。5点を追う苦しい展開となった仙台は31分、森村孝志選手が右サイドの突破から左足を振り抜き1点を返すと、森村選手をGKに置いたパワープレーから田村研人選手のゴールで追加点。しかし追撃及ばず、5対2ですみだが勝利を収めました。
 
エスポラーダ北海道 3-4 シュライカー大阪
前節Fリーグ選抜との直接対決に敗戦し、10位のF選抜に4ポイント差をつけられた北海道。対する大阪はヴォスクオーレ仙台との対戦に敗れており、どちらにとっても負けられない一戦となりました。序盤はなかなか得点を決められない両者でしたが、8分、自陣からの縦パスを受けた加藤未渚実選手が自ら持ち込み先制ゴール。対する北海道もチャンスを作りますが決めきることができません。15分にはGK檜山昇吾選手のロングスローから前鈍内マティアス エルナン選手が追加点を挙げると、そのわずか1分後にはボールを奪った加藤選手がこの試合2点目となるゴールを決め大阪が3点をリードします。19分、キックインの流れから田辺陸選手がボールを押し込み1対3で前半が終了。迎えた後半、2点を追う北海道は積極的にゴールを狙うも決めきれず、35分には前鈍内選手に得点を許し再度3点を追う展開となります。しかし37分、水上玄太選手のアシストから堀米将太選手がゴールを挙げ2点差に迫ると、後半残り31秒、相手陣内に入り攻撃に参加していたGK坂桂輔選手がこぼれ球を押し込み北海道が1点差に迫ります。試合終了まで残り4秒で大阪が6つ目のファウルを犯し、同点に追いつく絶好のチャンスを得た北海道でしたが、坂選手の第2PKを大阪GK檜山選手が止め試合終了。接戦を制した大阪が、勝点3を獲得しました。
 
Fリーグ選抜 1-6 バサジィ大分
今季初の連勝を狙うF選抜は、前節フウガドールすみだとの上位対決で快勝した暫定首位の大分と対戦しました。序盤から上位の貫禄を見せる大分は3分、仁部屋和弘選手のゴールで先制に成功すると、さらに攻勢を強めます。勢いを増す大分に対し防戦一方となるF選抜は少ないチャンスを生かせず、9分には田村龍太郎選手に追加点を許し、0対2と大分リードで前半を折り返します。迎えた後半、まずは1点を返したいF選抜でしたが、22分、23分と立て続けに失点を喫し、その後もリズムを立て直すことができません。試合巧者の大分は常にペースを握り、37分には森洸選手のゴールでダメ押しの5点目を奪うと、F選抜の平井雅大選手に1点を返されながらも終了間際に1点を追加する強さを見せ、1対6で快勝しました。
 
ペスカドーラ町田 7-0 ボアルース長野
接戦を勝ち切り3連勝の町田が、最下位の長野と対戦しました。キックオフ直後から長野ゴールに迫る町田は、開始わずか8秒、特別指定選手の倉科亮佑選手が長野GK山本純輝選手のはじいたボールを押し込み先制点に成功します。その後も6分、10分とリズムよく得点を重ねる町田に対し、長野はチャンスも作りながらも決めきることができません。3対0と町田リードで迎えた後半も、町田の勢いは衰えず、22分にはオウンゴールを誘発。28分には菅谷知寿選手のアシストからヴィニシウス選手がゴールし、5点をリードします。5点を追いながらゴールの遠い長野は、5分以上を残し、キャプテン・西巻広直選手をGKに置きパワープレーを開始します。しかし36分、ボールを奪った森岡薫選手が無人のゴールにシュートを流し込むと、終了間際には二井岡嵩登選手がパワープレー返しを決め7対0。町田がホームアリーナで大勝を収め、翌日のFリーグ選抜戦に弾みをつけました。
 
湘南ベルマーレ 2-3 立川・府中アスレティックFC
4試合勝利から遠ざかっている湘南が、5連敗を脱し3連勝を狙う立川・府中と対戦しました。まず試合を動かしたのは立川・府中。自陣からのロングパスを受けた内田隼太選手が右サイドからシュートを突き刺し、先制に成功します。13分には植松晃都選手のアシストからロドリゴ選手が放ったシュートがオウンゴールを誘発し、湘南が同点に追いつきます。その後も拮抗した展開は続き、1対1で迎えた後半、序盤にゴール前に入った渡邉知晃選手がヒールで合わせて立川・府中が勝ち越すと、32分には湘南が負けじと高溝黎磨選手のゴールで追いつく接戦に。その後退場者を出した立川・府中でしたが、数的不利の状態を守り切ると試合時間残り5秒、GKクロモト選手のロングスローを受けた渡邉選手が右足でゴールを突き刺すブザービーターを決め2対3で立川・府中が勝利を収めました。