【日本代表】国際親善試合をパラグアイのブザービーターで敗戦

2月19日(水)、北海きたえーる(北海道札幌市)で国際親善試合「フットサル日本代表 vs フットサルパラグアイ代表」の試合が行われました。
 
開始わずか31秒で失点を喫した代表は、3分にもオウンゴールで失点し、2点を追う展開に。シュート数では圧倒しながらもなかなか得点を奪えない日本でしたが、前半終了間際に皆本晃選手のゴールで1点を返し、1対2で前半を終えます。迎えた後半33分、パラグアイのファウルを受けフリーキックを得た日本は、この流れから吉川智貴選手がゴールし同点に追いつきます。勝利を目指す日本代表は試合時間2分を切り、皆本選手をGKに置いたパワープレーを選択。タイムアウトを取りながら逆転のチャンスを窺いますが、追加点を奪うことができません。このまま試合が終わるかに思えた試合終了間際、パラグアイのF.マルティネス選手が放ったシュートがゴールネットを揺らし失点。2対3で試合が終了し、惜しくも敗戦となりました。
 

国際親善試合 フットサル日本代表 vs フットサルパラグアイ代表

 
試合日時:2020年2月19日(水)19:05キックオフ
試合会場:北海きたえーる(北海道札幌市)
 
フットサル日本代表 2-3(前半1-2)フットサルパラグアイ代表
 
<得点>
0-1 1分 パラグアイ E.アジャラ
0-2 3分 パラグアイ オウンゴール
1-2 20分 日本 皆本晃
2-2 33分 日本 吉川智貴
2-3 40分 パラグアイ F.マルティネス
 

選手コメント

■関口 優志選手(名古屋オーシャンズ)
「勝利を目指して戦っていましたが、結果的に敗戦してしまって悔しい気持ちです。フットサル日本代表として日の丸を背負っている以上、勝利をしなければいけないチームなので、そういう意味では結果が出なかったのは非常に残念です。(立ち上がりの失点に関して)連係の部分で少しズレがあって、集中を切らしている選手はいなかったと思いますが、隙を突かれてしまったかな、という印象です。連続して失点してしまってそれ以上は失点しないという気持ちでいましたし、チームが必ず点数を取ってくれるということはしっかり思っていたので、それ以上与えなかったのはせめてもの救いかなと思います」
 
■吉川 智貴選手(名古屋オーシャンズ)
「立ち上がりからしっかりと集中してやろうという話を十分にした中で試合に入っていますが、ホームではなかなかこういういい雰囲気の中で試合をできることがないので、逆に力が入ってしまっている部分もあるのかな、と思います。実際にこういったことは、本大会で起きてはいけないことですし、最初の5分間が命取りになることもあります。そこはチームの課題なのかな、と思います。40分間のうちの35分、特に後半の20分は日本が圧倒した試合だったと思いますし、自分たちの守備ができていました。攻撃でもシュートまでいけるチャンス、崩してフィニッシュまでいく形も見せられてはいたので、その点での収穫はありますが、最後に決めきる力がやはり、もう少し足りないのかな、と思います」
 
詳しくは公益財団法人日本サッカー協会公式サイト