神戸逆転勝利で白星発進! 白山はホームでの開幕勝利ならず【Fリーグ2020-2021 ディビジョン2 第1節】

Fリーグは9月13日、Fリーグ2020-2021 ディビジョン2 第1節の3試合を行いました。
 

<Fリーグ2020-2021 ディビジョン2 第1節>

トルエーラ柏 2-1 広島エフ・ドゥ
2020-2021シーズンのオープニングマッチでは、F1での監督経験もある岡山孝介監督が今季就任した柏と、元フットサル日本代表の村上哲哉監督が率いる広島が対戦しました。序盤から攻勢に出る柏に対し、徐々にペースを掴む広島。開始から3分を経過すると激しい攻防戦が繰り広げられます。バルドラール浦安から新加入の柏・野村啓介選手が巧みなボールさばきを見せると、広島は三島光太郎選手のコーナーキックを1人スルーしファーの佐々木諒選手が合わせて惜しいシーンを作ります。さらに激しさを増す試合の均衡を破ったのは柏でした。13分、中村友亮選手のキックインを白方秀和選手が受け、最後は佐藤建也選手がゴール。17分には再三チャンスを作っていた内野脩麻選手が右サイドからシュートを放ち追加点を挙げ、2対0と柏リードで前半を折り返します。2点を追う広島ですが、第2ピリオドの早い段階でファウルを溜めるなど苦しい展開に。それでも体を張った守備でゴールを守りながら得点を狙う広島は、残り5分以上を残して武田侑也選手をGKにパワープレーを開始すると、38分、渡辺大輔選手が体を振りながらゴールを決め1点差に迫ります。このままの勢いで追いつきたい広島でしたが、柏も集中した守備でゴールを守り2対1で試合終了。新生・柏が今季初勝利を挙げました。
 
デウソン神戸 4-1 ポルセイド浜田
昨季勝点で並び得失点差で6位だった神戸と7位の浜田が、開幕戦で対戦しました。試合が動いたのは開始わずか39秒。三浦祐人選手のゴールで浜田が先制に成功します。1点を追う神戸はセットプレーや流れの中からチャンスを作りペースを握ると、3分、三村里来選手のゴールで試合を振り出しに戻します。8分には今道拓也選手が右サイドからゴールを決め、神戸が逆転に成功。1点を追う浜田はGK中田貴大選手がハーフウェイラインまで上がるなど同点のチャンスを窺いますが、石川愉貴選手のシュートはポストに嫌われ、決めきることができません。17分には浜田の6つ目のファウルで第2PKを得た神戸が、武石高広選手がこれを危なげなく決め3対1で第1ピリオドを折り返します。迎えた第2ピリオド、2点を追う浜田はセットプレーからいくつかチャンスを作りますが、ゴールを奪えず時間が経過。29分には神戸の佐々木淳選手が2枚目のイエローカードを受け退場し、浜田が数的優位に立ちますが、神戸の集中した守備の前にゴールを奪うことができません。32分には相手GKが前に出た隙をつき、森本碧選手が無人のゴールにシュートを放ち神戸が追加点を奪います。4分強を残し布田有祐選手をGKにパワープレーを仕掛けた浜田でしたが、得点を奪うことができずにタイムアップ。この日が鈴村監督の誕生日だった神戸は、開幕戦を勝利で飾りました。
 
ヴィンセドール白山 1-4 アグレミーナ浜松
昨季最下位に沈んだ白山が、本拠地・石川でホーム開幕戦を迎えました。対する浜松はF2降格後、2年目のシーズン。F1昇格を目指すシーズンの初戦に臨みました。まず試合を動かしたのはホームの白山。5分、セットプレーから永村八一選手が強烈なゴールを突き刺し、先制に成功します。昨季もホーム開幕戦で先制点を挙げている永村選手は、これで2年連続。この得点に勢いを得て追加点を挙げたい白山でしたが、6分、左サイドでキックインを得た浜松は須藤慎一選手と田中智基選手の連携から最後はゴール前右手の名倉佑哉選手が合わせてゴール、試合を振り出しに戻します。その後は流れを引き寄せた浜松が試合を支配し、17分には名倉選手のこの試合2点目となる強烈なゴールで逆転に成功します。1対2と浜松リードで迎えた第2ピリオドも終始浜松ペース。31分には右サイドの日永田祐作選手が前に出た相手GKの右わきを抜くゴールを決めてリードを広げます。4分半を残しタイムアウトを取った白山は寺島拓海選手をGKに置きパワープレーを開始。しかしチャンスを作ることができず、39分には松本行令選手にパワープレー返しを浴びて失点を喫します。控えのGKを含めた14選手が全員ピッチに立ち、総力戦で臨んだ白山でしたが、前後半を通してシュート数はわずか10本に留まり、ホーム開幕戦を勝利で飾ることはできませんでした。
 

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