激戦を繰り広げた北九州vs浦安の一戦は浦安に軍配【Fリーグ2020-2021 ディビジョン1】

2月20日(土)、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場でFリーグ2020-2021 ディビジョン1「ボルクバレット北九州 vs. バルドラール浦安」が行われました。
 
ボルクバレット北九州 3-6 バルドラール浦安 ▶▶▶試合ハイライト
 
8位・北九州と9位・浦安の6ポイントマッチは予想を上回る激戦となりました。F1初年度をひとつでも上の順位で終えたい北九州と、この試合に勝利し順位を上げたい浦安は両者ともに序盤から積極的に攻撃を仕掛けます。まず試合を動かしたのは浦安。2分、自陣から攻撃を組み立てると、石田健太郎選手のゴールで先制に成功します。幸先のいいスタートを切った浦安は8分、自陣からのロングパスを受けた長坂拓海選手が追加点を挙げると、9分には北九州のキックインをカットした長坂選手が自らシュートを突き刺しリードを広げます。3点を追う北九州は11分、浦安のセットプレーの隙を突き、横山巧選手がゴール。ここから流れに乗りたいところでしたが、追加点を奪うことができず、第1ピリオドは1-3と浦安リードで折り返しました。第2ピリオドも攻守の切り替えの早い展開が続くと、中盤には滝田学選手のフリーキックを長坂選手がダイレクトで振り抜きハットトリックを達成。その後1点を返され、長坂選手が負傷でピッチを去るアクシデントにも見舞われた浦安でしたが、34分には西村祐飛選手が体ごとゴールに倒れこみながら5点目を奪うと、田村研人選手をGKにパワープレーを仕掛けた北九州に対し、加藤竜馬選手がパワープレー返しでダメ押しの6点目。直後にクシヤマ イザケ選手がゴールし、意地を見せた北九州でしたが追撃及ばず3-6で試合終了。チームのトップスコアラーである長坂選手がしっかりと結果を出し、1試合を通し15本と少ないシュート数ながら決定機をものにした浦安が、7位に浮上しました。また、この試合の結果により長坂選手はリーグ戦19試合出場で23得点、得点ランキング1位タイをマークしています。